2013高専教育フォーラム「高専CAE教育内容検討会およびオープンCAE実践研修会」
** 平成25年度 全国高専教育フォーラム内 プログラム開催案内 **
(全国高専教育フォーラム開催公式HP:http://www.kosenforum.kosen-k.go.jp/)
〇プログラム名「高専CAE教育内容検討会およびオープンCAE実践研修会」
〇本プログラム主催:高専CAE教育研究会
〇概要;
現代の製造企業の製品開発において,CAD/CAM/CAEを中核とするデジタルエンジニアリングは,開発期間短縮とコスト削減のための常套手段として不可欠であり,広く普及している.その中でも製品性能を直接評価するCAEは,コンピューターを駆使した「仮想数値実験」或いは「シミュレーション技術」とも呼ばれ,対費用効果が大きいためニーズが高い. これを踏まえ,CAEを高専教育科目の一つに取り入れている高専が多いことは,平成24年度の全国高専を対象としたアンケートの結果から明らかになったが,現状は,各高専が個別に試行錯誤を繰り返しながら進めており,効率的とは言えない. 本プログラムは,まず,各高専および豊橋技科大が取り組まれているCAE教育の現状を紹介しあいながら,情報を共有化し,CAE教育内容の質の向上の一助にすることを第一の目的とする.その上で,高専CAE教育のあり方について意見交換すると共に,高専スケールメリットを活かした教材などの教育資源の共有化などの可能性について議論する. 最後に,最近注目を集めているオープンCAEコードの実技を伴う紹介により,ツールとして将来的な位置づけについて検討することを行う.
〇参加対象: 高専・大学関係者であれば特に制約なし.但し,座席数40名
〇日時:平成25年(2013) 8月22日(木) 9:00~12:00 (合計3時間)
〇会場:国立大学法人豊橋技術科学大学講義棟 A-207(椅子・机 移動可)
(愛知県豊橋市天伯町雲雀ヶ丘1-1)
〇アジェンダ(案) ⇒ ※ 都合により変更することがあります.
①CAE教育に関する情報提供 (1時間)
・高専CAE教育事例紹介
・豊橋技科大による高専連携プロジェクトの紹介
「高専連携によるシミュレーション技術者教育プログラムの開発」
http://www.adsim.tut.ac.jp/
②研究会の活動方針,目的,内容などを討論 (1時間)
③CAEツール「オープンCAE」の実演紹介(岐阜高専建築学科柴田良一教授) (1時間) ※実際にPCを使った操作教育も行います.
操作希望者はWindows XP以上のノートPC(32bitも可)と柴田先生の著書
[はじめてのオープンCAE] 工学社出版 定価2940円を購入し,添付DVD-ROMを持参して下さい.
〇問い合わせ先: 釧路工業高等専門学校 機械工学科 高橋 剛
t-takaアットマークmech.kushiro-ct.ac.jp (※アットマークを@に入れ替えて下さい)