第2回協力会講座
第2回釧路高専地域振興協力会企業会員による講座を実施
12月7日に,地域振興協力会企業会員による第2回目の専攻科特別ゼミナールの講義が実施され,教育活動を地域との共同事業としていく取り組みが着実に進んでいます。
この講義は,専攻科学生に対し地域に根ざした職業観や起業意識の育成を図るため,地域の経営者や技術者等による体験・実務的な講義を行うものです。今回,「特命教授」として校長の任命を受け,講義を行った村井建設株式会社 建築部次長 佐々木 文敏氏は,昭和48年に釧路高専建築学科を卒業され,正に地域に密着した技術者として建設業界を牽引してきた方です。
講義は,地方企業の現状・実情,ものづくり企業における人材の空洞化,また社会的問題となっている入札制度と談合及び企業倫理など,内容の幅広さに時間が足りないほどでした。
受講した専攻科1年生20名の学生は,地域の産業や社会が抱える身近な課題を内容とした同氏の講義に興味深く聞き入り,質疑応答も活発に行われました。
この地域振興協力会講座は,次回は2月を予定しております。
校長から「特命教授」の任命を受ける佐々木 文敏氏
地域産業や社会が抱える課題について講義する佐々木特命教授