平成29年7月18日,根室市立光洋中学校において出前授業「身の回りの金属のフシギな性質」を実施してきました.
平成29年7月18日,根室市立光洋中学校において出前授業「身の回りの金属のフシギな性質」を実施してきました.釧路高専機械工学分野から,高橋剛教授,福地孝平助教,江口陽人技術職員が講師役として参加し,3・4校時目を使用し,中学3年生約50名に対して,授業を行いました.
金属の性質ということで,液体窒素を使った「低温ぜい性」,実際に自分の手で実験をする「熱処理」(特に焼入れ),温めると元の形に戻る「形状記憶合金」,お湯で溶けてしまう「ウッドメタル(易融金属)」などの実験を行いました.自分の手で実験をした熱処理が楽しかったと答える生徒もいれば,ドライアイスよりもはるかに低温の-200℃弱の液体窒素に驚いたという生徒や,日常ではありえないことが起きる形状記憶合金の動きや,めったに見ることのできない金属の融ける様子を見られたことに興味を覚える生徒もおり,理科への興味心を少しでも刺激できたかと思います.