4年機械工学科学生が見学旅行のため九州地区に行ってきました.
平成28年9月12日(月)~16日(金),4年機械工学科の学生20名が機械工学科としては初めて九州まで足を伸ばし,長崎市,北九州市にある企業並びに福岡市にある大学を見学してきました. 長崎市の企業は,三菱発祥の地として知られる三菱重工(株)長崎造船所,北九州市の企業は,日本で唯一官営の製鉄所となったことのある新日鉄住金(株)八幡製鉄所,産業ロボット生産台数世界一の安川電機(株)ロボット工場,ウォシュレットで有名なTOTO(株)の小倉第一工場です.福岡市の大学としては,最近大規模なキャンパス移転によりリニューアルされた九州大学伊都キャンパスであり,水素ステーションと燃料電池について学んできました.
今回のテーマの一つは,昨年度,UNESCOの世界遺産リストに登録された「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」のうち,日本では初めてとなった稼働遺産を見学するというものであり,三菱重工(株)長崎造船所と新日鉄住金(株)八幡製鉄所の現有関連施設がそれに該当しました.
ほとんどの学生が九州は初めてであり,道産子にとって九州の残暑は厳しいものがありましたが,皆,真摯に学ぶ姿勢があり,たいへん有意義でした.