(動画) SNSと観光画像の解析

センシング情報を利用した映像推薦に関する研究

映像共有サービスの普及により、我々は興味のある映像をいつでも視聴することができます。しかし、インターネット上の映像は大量かつ多様であるため、これらの映像の中から興味があるものを探し出すことは非常に難しくなっています。そこで当研究室では、興味のある映像を自動で探し出してくれるAIを実現するために、映像に対する関心の度合いを自動で推定する技術を研究しています。当研究室ではこれまでに、映像視聴時の視線や表情を利用して、従来の方法よりも高精度な推定を実現しています。

本研究は、北海道大学 メディアダイナミクス研究室および長岡技術科学大学 画像情報システム研究室 (岩橋研究室) との共同研究です。

野生動物との衝突防止アプリケーションの開発

北海道には推定で約50万頭のエゾシカが生息しており、自動車や列車との衝突事故が頻発しています。これまでも、フェンスや警戒標識の設置、エゾシカ衝突事故MAPの作成など様々な対策が取られていますが、事故の件数は増加傾向にあります。そこで当研究室では、シカなどの野生動物と車両との衝突事故を防止するため、スマートフォンとボタンデバイスを用いた野生動物目撃情報共有システムを開発しています。このシステムでは、車両に小型の通信用ボタンデバイスを装備し、シカを目撃したときにボタンを押して通報してもらうことで、クラウド上にエゾシカの目撃情報を集約します。この目撃情報をドライバー間で共有し、目撃地付近を走行する車両へ警告することで衝突事故防止を目指しています。

高齢者の孤独死防止アプリケーションの開発

高齢者の孤独死件数が増加傾向にあり、重要な社会問題となっています。孤独死を防ぐためのサービスとして、電話による安否確認がありますが、利用者数の増加により週1回の連絡が限界となっています。そこで当研究室ではスマートフォンを用いた安否確認アプリケーションを開発しています。このアプリケーションでは、毎日指定した時刻にスマートフォンでアラームボタンを押してもらい、アラームボタンが押されていない場合は緊急連絡先へメールが送信します。このアプリケーションにより、安否確認の負担を軽減し、高齢者の孤独死件数の減少につながることが期待されています。

釧路市動物園の案内アプリケーションの開発

釧路市動物園は東京ドームの約10個分の敷地を有しており、敷地の広さから各動物の場所が離れているため動物の活動状況を一目では把握できません。リアルタイムに動物の活動状況の一覧を知ることができれば、入園者は活動している動物を見ることができます。そこで当研究室では、動物の動きを検出し、活動状況を一覧でスマートフォンやデジタルサイネージに提供するシステムを開発しています。