数学の成績評価方法(共通認識)
2025.04.3 更新
成績について
- 成績は,定期試験,単元テスト,すべての試験の点数を加算していき,満点の合計の割合(%)で付ける.
- 学年末の成績が60以上で合格とする.再試験は,前期末,後期末,学年末に行う.
- 定期試験は,前期中間,前期末,後期中間,学年末の4回実施し,各科目ごとに100点満点の共通問題で行う.
- 単元テストは,定期試験よりも少ない範囲で実施する.ただし,1年は数学A・Bについて,2年は数学Aについて行う.
- 小テストは,実施しても成績に含めない.
前期末再試験について
- 対象者は,前期末の総合成績が65点未満の者の内,定期試験で60点未満の範囲がある者とする.
- 範囲は,60点未満の範囲とするので,各自範囲が異なる.最大範囲は,1年および2年はABABの4範囲,3年は2範囲である.
- 日程は,前期中間分で90分,前期末分で90分で実施する.
- 前期末再試による成績訂正については,後期末再試後に行う.
後期末再試験について
- 対象者は,学年末の総合成績が60点未満の者とする.
- 範囲は,後期の60点未満の範囲,または後期の定期試験がすべてが60点以上である場合は単元テストで6割未満となっている部分を含む定期試験の範囲である.
- 日程は,後期中間分で90分,学年末分で90分で実施する.
- 後期末再試による成績訂正については,後期末再試後に行う.
学年末再試験について
- 対象者は,学年末の総合成績が60点未満,かつ,(I)または(II)を満たす者とする.
- 前期末・後期末再試の点数の合計が,範囲の満点の合計の6割未満の学生
- 前期末再試対象外の学生で,前期の定期試験で60点未満の範囲がある者.ただし, 前期の定期試験が60点未満の範囲の再試験をすべて0点とみなしても,後期末再試験の点数と合計して,前期・後期の定期試験が60点未満の範囲の再試験の満点の合計の6割以上となる者は除く.
- 範囲は,(i)または(ii)とする.最大範囲は,1年はABABABABの8範囲,2年はABABABCABCの10範囲,3年は4範囲である.特殊なケースとして,4回の定期試験すべてが60点以上である学生の場合は,単元テストのうちで不合格となっている部分を含む定期試験が再試験範囲となる.
- 前期末・後期末再試で60点未満だった範囲
- 前期の定期試験で60点未満の範囲+後期末再試で60点未満だった範囲
- 日程は,1年,2年AB,3年は1日目に前期分,2日目に後期分をそれぞれ120分で同時に実施する.2年Cは1日目または2日目のどちらかで50分で実施する.
- 満点は,各定期ごと1・2年数学A 60点,数学B 40点,2年数学C 40点,3年100点とする.
- 合否は,各自の満点の合計の6割以上で合格とする.
- 3年は節目の学年であり,3年までの数学が十分理解できず,勉学意欲が低ければ,4・5年への影響が大きいので,再試験問題の難易度は下げない.
以上について,専任・非常勤を問わず最初の授業のときに学生に周知させる.
尚、試験のときに配布する計算用紙について、そこに書かれた内容は採点対象とせず、試験問題用紙(答案)に書かれた内容で判断する.このことを特に新入生の最初の試験(恐らく単元テスト)において周知徹底させておくこと.
→ 数学ホーム