1. LaTeXソースの入力
- エディタは好みのもので.文字コードは UTF-8,TEX編集モードを使用.
- 与えられたプリントの内容を入力し, latex01.tex として保存.
(全角半角,大文字小文字の違いに注意して入力すること)
2. LaTeXのコンパイル
- コンパイルコマンド platex latex01 でコンパイルする.
- もう一度 platex latex01 でコンパイルする.
- コンパイル終了後 latex01.dvi が作成される.
- dvi ⇒ pdf 変換には, dvipdfmx latex01 を実行する.
- メニューから印刷を指定すると処理実験室のプリンタに出力される.
注: platex コマンドは2度実行することを忘れないこと!
注: もちろん,USBメモリ等に保存してデータを持ち帰れば,どこでも印刷できる.
ソースファイル *.tex をコンパイルすると,*.dvi, *.aux, *.log などが生成される.
*.dvi : どのような出力デバイスにも対応可能なレイアウト情報を含む.
*.aux : 目次や参考文献等を作成する情報を含む.
*.log : コンパイル時のログやエラー情報を含む.
3. 空白と改行
- 文中に複数のスペースを連続挿入しても,本文は1個分の空白しか空かない.
- 1行以上の空行挿入で本文は1行だけ改行される.(次段落は字下げされる.\noindent で字下げ否定.)
- 行末に \\ 付加で本文は強制改行される.(次段落は字下げされない.)
4. 文書クラスの指定
- 文書クラスを jbook にする.
- 文書クラスを tarticle にする.
- 文書クラスを jarticle 戻して,ドキュメントオプションに twocolumn を追加する.
5. スタイルファイル
- ドキュメントの概観の情報を記述したスタイルファイルを使うことで,指定された仕様に統一させることが可能.
- スタイルファイルは大学や学会など組織ごとに用意されている場合が多い.
- 個人でもある程度勉強すれば自在なデザインのスタイルファイル作成が可能.
- スタイルファイルは ****.sty や ****.cls の形式で提供され,これらをソースファイルと同じディレクトリに置いて,コンパイルする.
6. 文字の大きさの指定(全体的)
- 文字の大きさを 11pt にする.
- 文字の大きさを 12pt にする.
7. 文字の大きさの指定(部分的)
- {\Huge 文字列 }
- \huge
- \LARGE
- \Large
- \large
- \normalsize
- \small
- \footnotesize
- \scriptsize
- \tiny
8. 日付,著者,所属,脚注
- \author{ } で著者を記述.
- \date{ } で作成日(\todayや\西暦\todayも使える)を記述.
- \thanks{所属先} で所属先を記述.
- \footnote{内容} で脚注内容を記述.
9. thebibliography環境
- 各文献に固有の名前をつける. \bibitem{name}
- 文献参照箇所で \cite{name} で参照させる( ~ を付けるとそこで改行しない).
- platex コマンドは必ず続けて2度施行する.
- aux ファイルについて.
10. コメントアウト
- 文頭に % を付加でその行をアウトできる.
- \if0 と \fi ではさまれた全ての行をアウトできる.
ヘルプファイル(latex01.tex)

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