アドプロ

ハイトフィールド

ハイトフィールドを利用すれば 起伏のある地形を表現できる.

教科書 ch.8 を参考にしよう.

コードの一般形:

object {
  height_field(png "濃淡画像ファイル.png" smooth)	// 画像から形状を生成
  ...			// 座標変換や彩色を指定
}
オブジェクトのサイズは,デフォルトでは, 単位立方体(範囲 <0, 0, 0> 〜 <1, 1, 1>)となっている. 実際に使用する際には,座標変換(スケーリング,回転,平行移動)も必要.

濃淡画像ファイルの例:(POV-Ray ver.3.7付属)


Mount1.png

Mount2.png
残念ながら,これらの画像ファイルは, 実験室の POV-Ray ver.3.6 ではインストールされていない... しかし,各自のディレクトリへダウンロードすれば利用可能となる. さらに,画像処理ソフト等を使えば,独自の地形画像も作成できる.

レンダリング結果の例:


height_field(png "Mount1.png")

height_field(png "Mount2.png")

作品例:


岩山と砂浜と海面
この作品のシーンファイルは 教科書 8.2 に記載されている. テクスチャも指定されているとはいえ, オブジェクトはたったの3個(海の平面,浜の平面,山のハイト)だけ... なのに,何だこの完成度は?

さらに,山を複数ランダムに並べれば山脈も表現できそうです.


(c) 2018, yanagawa@kushiro-ct.ac.jp