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2連式プレハブ低温恒温恒湿室概要

仕様

恒温恒湿室(W2356×L4012×H2137mm)

  1. 室温:15~40℃,相対湿度:50~70%
  2. 換気回数:0.5~8回/時で可変可能(手動ダンパーによる)
  3. PID制御,三方位制御切替可能
  4. 外気導入,内部循環切替可能

恒温恒湿室内部

低温室(W1500×L3900×H2033mm)

  1. 室温:-20℃
  2. 換気設備無し
  3. ON/OFF制御

低温室内部

利用実績

  • 建築工学実験:換気量の実測,CO2濃度発生量の実測,臭気の評価等
  • 卒業研究・特別研究:各種被験者実験,壁・窓の性能評価等
  • 各種イベント:-20℃の環境体験等

特徴など

恒温恒湿室が室内を,低温室が外気を模擬しています。恒温恒湿室と低温室の境界にはサッシ窓等をはめ込むスペース(W1800×H1200mm)が確保されており,冬季における窓や壁面の熱性能評価に利用できます.

恒温恒湿室の特徴としては外気導入ダクトを有しており,外気導入と内部循環を切り替えることができます。外気と還気の間には全熱交換器を介しています。加熱器・冷却器・加湿器の様子を見ることができるように空調機に扉が設置されており,建築設備や空調設備の授業等で実物を見せることが可能です。

トレッドミルを恒温恒湿室内に設置することで,運動時の被験者実験も可能になります。