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*おおつき研究室*

2017年度の研究

テーマ1「 プロジェクションマッピングで考える建築環境教育の検討 」

 2016年度、釧路高専は5学科から1学科3コース5分野に改組しました。それに伴い2016年度入学の1年生から新しいカリキュラムでの学習がスタートしています。新カリキュラムの学生が4年生になった時に始まる新しい科目「複合融合演習」は、5分野を横断し工学の様々なエッセンスを取り入れた課題に取り組むものです。その中に建築模型とプロジェクションマッピングを融合させた演習課題があります。この課題の具体的な教育コンテンツを建築環境の知識を取り入れた形で作成するのがこの研究の目標です。

・ プロジェクションマッピングの基礎知識を習得
・ 既往研究からプロジェクションマッピングを取り入れた教育コンテンツ調査
・ 建築模型とプロジェクションマッピングの関係
・ CADデータ建築環境データを用いたマッピングデータの作成
・年間授業内容の検討

 

テーマ2「釧路市におけるFuel Poverty問題の調査研究~子育て世代を対象に~

 2016年度、本研究室では北海道のFuel Poverty(以下FP)問題について取り組みました。FPとはヨーロッパを中心とする国々で問題でイギリスでは「収入の10%超が燃料費に使われている場合」とされ、生活水準・貧困の一つの指標にもなります。現在日本にはFPの統計データはありませんが、冬季の燃料費に莫大な費用がかかる北海道では無視できない問題です。また、燃料費(主に冷暖房費)は住宅建築のあり方にも大きく左右されます。

 2016年度の研究は北海道内(特に道東地方)を対象に住居・生活環境調査を行いました。FP試算を行い、FPの世帯の割合・地域差・住居環境・設備から住まい方の傾向、住居環境と健康の相関などを分析しました。その結果、年収が400万円以下になるとFPになる確率が高くなること、健康問題とFPには明らかなそうかんが見られないなどの結果を得ました。

 2017年度は秘剣対象者を「釧路市の子育て世代」に絞り、作戦同様の分析を行い地域性を見出し、解決策を検討します。

 


2016年度の研究

テーマ1「 簡易熱箱法による窓システムの性能評価 〜高性能窓における評価〜」

 2015年度の「簡易熱箱法による学校建築の窓システムの性能評価」ではペアガラス+内窓装着の窓システムについて性能評価を行いました.その研究を推し進め,木製サッシ+トリプルガラスの高性能なガラス窓を利用した内窓装着窓システムの性能評価を行うものです.

・ 近年の内窓による窓システムの現状調査
・ 2015年度の結果からより簡易熱箱法の問題点と改良点を洗い出し,改良型熱箱を作成する.
・ 恒温高湿室内での実測実験
・ 断熱ブラインド装着の窓システムの熱的性能を評価する

テーマ2寒冷地における若年層の住居・生活環境調査研究~Fuel Poverty問題に向けての基礎的調査~」

 日本では現在、経済の低迷による雇用情勢の悪化、高齢化の進行による社会保障制度の世代間格差、さらに若年層は年々、非正規雇用者が増えて来ており、その年収は減少傾向にあります。これらの現状が若者の住居生活環境の劣悪から生活環境の悪化を招いているおそれがあります。
 生活環境の悪化の一つにFuel Poverty(以下FP)という状況が考えられます。FP とは、ヨーロッパを中心とする国々で問題でイギリスでは「収入の10%超が燃料費に使われている場合」とされています。この統計データは、まだ日本にはありませんが、北海道などの寒冷地では、現実に起きている問題であると推測できます。そこで本研究では北海道内(特に道東地方)を対象に住居・生活環境調査を行った。FP試算を行い、FPの世帯の割合・地域差・住居環境・設備から住まい方の傾向などを分析し、住居環境と健康の相関など浮上してきた問題点の解決法を見出していくことを目的としています。

 


 

2015年度の研究テーマ「学校建築における窓システムに関しての研究その3」

2013年度からの継続研究です。2014年度までに日本全国学校(高専や大学)学校建築の窓システムの運用について年間を通したデータの分析を行い、その運用の状況とそこから検討される省エネ方法の提案行いました。また、シミュレーションソフトEnagyPlusを使い、教室の窓に諸条件を与えた教室環境の検討を行いました。
2015年度はいままでの研究成果を背景にして、地域差を考慮した窓システムのありかたと、窓システム運用の有無によるエネルギー消費量の試算を行います。また、ICT教育に適した教室の室内環境についても考えていきます。

 


 

2014年度の研究テーマ「学校建築における窓システムに関しての研究その2」

2013年度からの継続研究です。2013年度の研究では日本全国の17地区の高専や大学の教職員と学生の協力を得て、アンケート調査を実施し、学校建築の窓システムの運用と気象データとの関係を夏季分まで分析しました。
2014年度は冬季データの検討と、釧路高専で実測した室温、シミュレーションによる教室内の光・熱環境とアンケートデータから得られた心理評価との比較を行います。

 

 


2013年度の研究テーマ「学校建築における窓システムに関しての研究その1」

窓からの日射は光・熱と居室環境に大きな影響を与えることは言うまでも無いことです。学校建築の教室における窓面積は床面積の1/5以上と定められ、かなり広い面積の窓を持つ建築です。窓が大きいということは日射の室内への影響も大きいものになります。生徒児童・学生が1日の大半を過ごす学校の快適性はどの程度保証されているのでしょうか?省エネルギーの見地から、窓システムよって学校建築のエネルギー消費をコントロールすることは可能なのでしょうか?また、北海道と沖縄では事情が全く違って来ます。

学校建築の「窓」に注目し、その影響を地域差を変数に入れて色々な角度から検討する研究です。

 


2012年度の研究テーマ「高専建築学科のキャリア発達」

高専は実践的技術者になるため、専門的な学習をする学校です。ところが「建築にはあまり興味が無い」学生、「卒業時の進路が建築ではない」学生が存在するのも事実です。そういった学生達は、高専で5年間の専門教育を受ける中でどんなキャリア発達をするのでしょうか。どんな勉強をすることで、建築への関心がたかまるのでしょうか?

今年の卒業研究では、現役の学生達の生の声をデータ化して高専建築学科学生のキャリア発達の過程を調査するものです。

 


他にやっている(やっていた)研究調査

    1. 高専を卒業した女子学生の就労について調査研究をしています。女性技術者のキャリア形成と高専の女子学生支援のためにできることを考えています。
    2. 学生相談室ができる学生支援について検討しました。
    3. 釧路市の街路照明や景観照明について調査をしました。
    4. 釧路高専の講義室の音環境について明瞭度(主に話者の声が聞きやすいかどうか)を指標に研究しました。

担当講義

  1. 情報処理1(2年生)
  2. インテリアデザイン(2年生)
  3. 建築CG(2年生)
  4. 建築CAD(3年生)
  5. 建築工学実験【環境】(4年生)
  6. 特別演習(専攻科1年)
  7. 特別創造実験(専攻科1年)