道内高専数学フォーラム HKMF2009

協議内容

  1. 新学期に実施した1年共通「実力診断テスト」の結果について
    結果について各校の資料にもとづき各校の説明と意見交換を行った。 次年度も継続して行うことが了承された。 また、今回初参加の苫小牧高専から「本校では独自の問題で長い間実施している。 次年度この3高専共通の診断テストを実施できるかどうか検討したい。」と発言があった。

  2. 各校の入学志願者の状況について
    入学(合否)決定までのシステムが4高専それぞれに違うので、各校の状況説明を行った。

  3. カリキュラム・授業進度について
    授業時間割などの資料をもとに、各校の状況説明を行った。 旭川高専では1・2学年で普通高校用の検定教科書を使っているので、不足する内容(2変数関数の微積分・線形代数・微分方程式など)を補うためのテキストを独自に編集している。 製本されたそのテキストが紹介された。 ほかの3高専は高専用の教科書(大日本図書)を使用し、3年間の進度はほぼ同じであることが話し合われた。

  4. 共同執筆の高専基礎数学の参考書について
    次年度も今年度と同じ利用方法で行うこと、また、その後の方針については前回の会議で了承されている通りとすることが確認された。

  5. その他、意見交換
    特に釧路から、学習支援を要する学生に対する指導あるいは補習について、実情報告と難しい問題点などの説明があった。

  6. 次回のHKMF会議について
    釧路高専が当番校であることが確認された。 また、初参加の苫小牧高専から「全日程の出席ができなくても、次回の会議にも参加できるようにしたい」との意向が示された。

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