道内高専数学フォーラム HKMF2010
- 2010年8月22日(日)〜23日(月)・・・ 会場 : 定山渓グランドホテル「瑞苑」
- 参加者 5名
旭川高専 | 函館高専 | 釧路高専 |
山田 敏清
富永 徳雄 |
中島 正美
竹花 靖彦 |
池田 盛一 |
- 協議内容
- 新学期に実施した1年共通「実力診断テスト」の結果について
〜過去のデータとの比較・検討・議論・次年度の実施に向けて〜
- 方程式の解の公式を使う設問で正答率がアップしたのは、中学校や塾での「平方完成の指導」が入ったことが一つの要因と思われる。
- テストは次年度も実施することが確認された。
- 各校の入学志願者の状況について
〜それが及ぼす教科指導の見直し・今後の課題〜
- 低学力の学生が入学してしまうことへの危惧は各高専とも共通。
- 入学後の進路相談が重要である。
- 高等学校卒業程度認定試験制度について、進路変更する学生でこれを活用する場合がある。
- カリキュラム・授業進度について
〜特に旭川高専における検定教科書使用の実態報告を中心に〜
- 異なる教科書を渡り歩きながらの授業進行が大変である。
- 教科書ガイドを活用する学生がいるが、それに頼りすぎる傾向がある。
- 詳しすぎない、学生に考えさせる、指導が大切ではないか。
- 指導要領の変更でシラバスの変更を余儀なくされる弊害がある。
- 釧路の2段階学科選択制と数学の教科指導について
〜特に成績評価の公平性の確保〜
- スタートして2年目である。
- 希望通りの学科進級を果たせなかった学生が数人いたが、ほぼ希望通りの学科への進級ができた。
- 結果、人数に偏りのある学科編成になってしまった。
- 共同執筆の高専基礎数学の参考書について
- 来年度も改訂したものを揃えたい。
- 購入方法の検討をしなければならない。
- 検定教科書を使用してる旭川高専には使いづらい側面がある。
- さらに、他の学年・他の分野の参考書も視野に入れた執筆活動を展開したい。
- その他、意見交換
- 工業高校からの編入生に対する試験制度と入学後の指導体制について各高専の方法を確認しあった。
- 次回のHKMF会議について
- 次回は旭川高専が当番。
- 開催場所を、旭川高専内にすることも、可能性として検討。
- 苫小牧高専からの参加協力も引き続き行う。
- また、道外の高専にも参加を促してみたい。
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