道内高専数学フォーラム HKMF2004
2004年8月19日(木)〜20日(金)
会場 : (札幌) 北海道大学工学部情報科学研究科会議室
出席者 8名 (あいうえお順、敬称略)
池田 盛一 (釧路)
加藤 雅也 (釧路)
富永 徳雄 (旭川)
中島 正美 (函館)
新田 一夫 (函館)
林 義実 (釧路)
山崎 俊博 (釧路)
山田 敏清 (旭川)
共通テストの名称を以下のように統一した。
対象学年
名称
実施時期(実施校)
新入生
1年実力診断テスト
入学後(できるだけ)1週間以内(旭川・釧路・函館)
第2学年
2年実力診断テスト
新学期(できるだけ)1週間以内(旭川・釧路)
第3学年
3年実力診断テスト
新学期(できるだけ)1週間以内(旭川・釧路)
第3学年
標準テスト
冬休み明け、1月12〜18日の間(旭川・釧路・函館)
確認事項
どのテストも事前に学生(あるいは入学予定者)に知らせておく。
3年の「標準テスト」は通知だけでなく、冬休み前に「過去2年分の解 答付き問題」を学生に渡しておく。
問題の作成は次のように行う。
1年実力診断テスト・・・池田(釧路)・富永(旭川)・新田(函館)・山崎(釧路)の4名
2年実力診断テスト・・・釧路
3年実力診断テスト・・・旭川
標準テスト・・・釧路
「3年実力診断テスト」は、「線形代数」に関する問題の扱いに苦慮し、今まで「50点のみ共通問題で、残り50点分は各校独自の問題」としてきたが、次回から「旭川が作成する(線形代数を含む)問題」をそのまま釧路も採用し実施することとした。
「釧路・函館・旭川高専における第1学年数学共通テストの結果と分析」について、池田(釧路)・富永(旭川)・新田(函館)・山崎(釧路)から説明があり、それに基づいて意見交換した。
「標準テスト」について、山崎(釧路)から各校学生の順位の分布を調べた報告があり、それに基づいて意見交換した。
山田(旭川)から「1変数関数の微分可能の概念、2変数関数の全微分可能の概念について、どのように教えたら良いか」また「関数のべき級数展開の導入の仕方」について、授業での実践報告があり、それに基づいて議論がなされた。関連して、林(釧路)から「微分計算に役立つある解法」の発表などがあった。
山田(旭川)から「学生のやる気を引き出すための方策」について問題提起があり、それについて意見交換した。
その他、次回に向けて以下のことが確認された。
授業で、それぞれが工夫している方法を発表すること。
教科書や実施したテスト問題などを持参し、議論を深めること。
次回のフォーラム実施場所。
アルバム
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