道内高専数学フォーラム HKMF97

    話し合われたこと

  1. 各高専のシラバスを持ち寄っての比較検討
  2. 一般数学担当者が応用数学の講義を担当することについて
  3. 工業高校からの編入学生の編入後の数学の指導体制について
  4. 入学試験における数学の基準点について
  5. 学生のレベルダウンに伴う教科及び学生指導について
  6. 大学編入に関する各高専の取組み状況について
  7. 進級規程について

    感想・反省など

  1. 学生のレベルダウンが叫ばれている昨今、我々教師としても教授法の改善及び工夫が求められている。
  2. 高専における数学の到達度(レベル、教授項目の内容)をどこにおくのか、専門との関連の中で考えなければならない大きな問題である。
  3. 高専における数学の内容は、限られた単位(16〜18)の中で消化するにはあまりにも多すぎる。学生にとって必要最小限の知識を取捨選択して教える必要がある。
  4. 旭川には「仮進級」という制度があり、函館・釧路では「仮進級」がない。各高専で進級の基準にかなりの差がある。
  5. 数学に関すること以外に、たとえば「土足の扱い」や「寮指導」などの情報交換もでき、たいへん参考になった。
  6. 今後は、数学以外の科目でも、このような会合を実施できればいい。
  7. 苫小牧の参加がなかったのは残念だった。

アルバム (JPEG 19KB)

8月20日(水)北海道大学工学部M棟1階情報工学科会議室

うしろ : 竹花靖彦(函館)、近藤真一(旭川)、長岡耕一(旭川)、富永徳雄(旭川)、池田盛一(釧路)

ま え : 中島正美(函館)、山田敏清(旭川)、東正慶(釧路)、林義実(釧路)

敬称略


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