2015年度オープンキャンパスにおいて,体験教室「浮いて止まる??超伝導材料を作ろう!!」を行いました.(2015/7/26更新)
平成27年7月25日(土),26日(日)の2日間にわたり釧路高専オープンキャンパスが開催されました.
来年度から創造工学科スマートメカニクスコースに改称される機械工学科の体験教室のテーマは,材料・加工研究室が担当する初公開の「浮いて止まる??超伝導材料を作ってみよう!!」リニアモーターなどで一躍注目を浴びるようになったこの珍しい材料を,自分たちで作って,自ら実験してみようというものです.
両日に渡って,参加された多くの中学生に対して,まず本校の教員から超伝導の原理を説明したあと,機械工学科5年生に手伝ってもらい,超伝導材料作りにトライしました.液体窒素でキンキンに冷やされた超伝導材料が,永久磁石で作った環状レールに沿って,浮きながら周った瞬間,大きな歓声が沸き起こりました.
そのときの様子を掲載します.
エメラルド色に怪しく光る幾何学的なビスマスの結晶をお土産に,体験教室は無事終了しました.