釧路高専情報工学科 体験教室(中学生向け)2012.10.13(土)10:20-12:20,13:20-15:20

オリジナル立体視画像を作ってみよう


あらまし オープンソースソフトウェアを活用し, オリジナルな立体視 CG 画像を作成します.
Linux」でのコンピューティング,
POV-ray」でのプログラミング,
ImageMagick」での画像処理,
等の専門的な情報技術の一端を体験できます.
時間配分 ・準備作業:05分
・基本学習:50分
・(休憩:05分)
・(学科紹介:10分)
・自由制作:40分
・土産制作:10分
使用物品 ・PC(Linux 等)
・アナグリフ眼鏡
・CD-R ディスク
・CD ケース
シーンファイル
部品ファイル

Linux の操作 (専門的なコンピューティングの体験)

実習の準備

  1. ログイン:
  2. メニュー操作: [アプリケーション][システムツール][端末]
  3. 端末でコマンド操作:
  4. $  cd  am			# 作業場所へ移動(午前のクラス)
    または
    $  cd  pm			#    〃   (午後 〃  )
    	# cd は "change directory!"「ディレクトリ(フォルダ)を変えろ」という命令
    
    $  ls				# そこにあるファイルを確認
    F1.inc	html/	myF1.pov	# ls は "list!"「一覧を見せろ」という命令
    
    $  firefox  html/index.html  &	# ウェブブラウザ(説明書を見る)
    

この後の制作作業では,さらにたくさんのコマンドを入力して行きます.

コマンドやプログラミング等の文字入力の作業で楽をするには?

Linux のコマンド操作って難しそうですが,使い勝手の工夫も多く, 実は,楽しいんです.

POV-Ray による CG 制作 (プログラミングの体験)

CG 制作での操作方法

端末:
$  gedit  myF1.pov  &		# エディタ(CG をプログラミング)

$  povray  +P  myF1.pov		# レンダリング(画像を描き出す)

$  ls				# ファイルを確認
F1.inc  html/  myF1.png  myF1.pov	# 画像ファイルが出来た

$  eog  myF1.png  &		# 画像を見る
...

注意:myF1.pov を書き換えたら, レンダリングの前に, エディタで [保存] をお忘れなく.

CG 制作の作業手順

プラモデル感覚でパーツを組み合わせ,
F1 マシンを作って行きます.


F1 マシンの形を整えて行きます.
↓↓↓

カメラアングルを調整し,
作品を撮影します.



マシンを塗装し,ステージに配置します.

自由制作

お手本の F1 の CG を自由に改造し, あなただけのオリジナル作品を完成させましょう.

時間的制約もあるので,妥協も必要ですが... 「納得できるまで,いろいろ試してみよう.」

ImageMagick によるアナグリフ制作 (画像処理の体験)

アナグリフ制作の作業手順

POV-Ray でステレオ画像をレンダリングします.
(左目用カメラと右目用カメラとで
2枚の画像を撮影しておきます.)
↓↓↓
ステレオ画像の色合いを調整します.
(アナグリフ画像を作る際,色が鮮やかすぎると,
立体感を出せなくなってしまいます.)
↓↓↓
ステレオ画像を重ね合わせ,
アナグリフ画像を試作します.
(この段階でも,赤青メガネで立体的に見えますが,
不自然な感じです.)
↓↓↓
重ね合わせ位置を変更し,立体感を調整します.
(より立体的に見せるためには,
注目させたい物体に色ズレを解消するのがポイントです.)

アナグリフ制作での操作方法

  1. 右目用画像の作成
  2. 左目用画像の作成
  3. アナグリフ画像の合成

お土産用 CD の制作

  1. CD-R ディスクをドライブに差し込みましょう.
  2. 端末:
  3. $  brasero  &		# ディスク作成ツール
    
  4. Brasero:
  5. 端末:(うまく書き込まれたか確認しましょう.)
  6. $  mount  /mnt/cdrom	# CD-R へのアクセスの準備
    $  cd  /mnt/cdrom/am	# CD-R 内へ移動(午前のクラス)
    または
    $  cd  /mnt/cdrom/pm	#    〃   (午後 〃  )
    
    $  ls			# ファイルを確認
    A.png  ...  html/  ...  myF1.pov  ...
    
    $  eog  A.png		# 画像を確認
    
    $  cd			# CD-R 外へ移動
    $  eject		# CD-R を排出
    
  7. CD-R ディスクをドライブから取り出しましょう.

おしまい

後片付け

  1. メニュー: [システム][infoguest のログアウト...]
  2. ログアウトしますか?:[ログアウト]

CD-R ディスクとアナグリフ眼鏡を CD ケースに収納し, お持ち帰りください.

利用したオープンソースソフトウェア

開発者の方々に感謝します.

自主制作

意欲のある方は,ご家庭や中学校の PC でも, 制作活動を続けられます. 本教室では,OS として Linux(CentOS)を利用しましたが, POV-Ray や ImageMagick 等のアプリケーションソフトは, Windows にも Mac にもインストールして使えます.