紹介
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電子工学分野スタッフ
教授 Professor
高 義礼 Yoshinori TAKA (3年電子工学分野 学級担任)
山田昌尚 Masanao YAMADA
小谷斉之 Nariyuki KODANI (分野長)
准教授 Associate Professor
山形文啓 Fumihiro YAMAGATA (4年電子工学分野 学級担任)
渡邊 駿 Shun WATANABE (5年電子工学分野 学級担任)(校務主事補)
井戸川槙之介 Shinnosuke IDOGAWA (2年電子工学分野 学級担任)
市村 進 Susumu ICHIMURA
講師 Lecturer
助教 Assistant Professor
山本浩太郎 Kotaro YAMAMOTO
技術職員,事務員 Technical Expert & Clerk
渡部勝喜 Katsuki WATABE (技術職員)
山田実和 Miwa YAMADA (事務補佐員)
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電子工学分野の進路について
電子工学分野の卒業生の進路は大きく分けて,進学と就職があります。最近5年間での進学志望者の割合は,ほぼ50~60%程度になっています。
- 令和6年度 48.0%
- 令和5年度 50.0%
- 令和4年度 51.6%
- 令和3年度 61.5%
- 令和2年度 61.5%
電子工学分野では,専門科目の基本をきちんと身につけ,それを電子デバイス,情報通信,計測・制御などの各分野に利用する力を身につけることを目的にしています。さらに,そのそれぞれの分野の技術や学問に関して,進学の場合は大学や専攻科で,就職の場合はそれぞれの企業で,実際の製品や将来の技術へ応用する知識を,幅広くかつ深く習得するといった流れが高専から卒業した後の進路のイメージになります。
電子工学分野では志を高く持った技術者を育成する目的で教育・指導していますので,進学を志望する学生が多いのが特徴です。下の進学先関連のデータにもあるように,近年の電子工学分野卒業生の半分以上は国立大学への編入学や,高専の専攻科に進学して,より高度な技術を学んでいます。
企業からの評価も高く,就職志望者は,毎年100%就職を決めています。また,電子工学分野の卒業生は幅広い分野にわたって活躍しています。なぜなら,現在の世の中では自動車や家電製品をはじめ,携帯電話,コンピュータなどの工業製品のほとんどに電子工学が関係しているからです。さらに,電子部品が使われていないような食品や医薬品といった製品を作る工場でも,製造段階ではロボットなどを使って電子制御されているので,電子工学分野の卒業生の活躍の場は非常に広いのです。
進学について
本科の卒業生は様々な進学先を選んでいます。
- 北海道大学に代表される国立総合大学の工学部への編入学
- 室蘭工業大学や北見工業大学、長岡技術科学大学や豊橋技術科学大学などの国立工科系単科大学への編入学
- 釧路高専などの専攻科への進学
などが多いですが、中には理学部などへの編入学を選ぶ卒業生もいます。
専攻科については,国立大学の大学院への進学が主となっています。
進学方法について
高専からの編入学や大学院入学には大きく分けて,推薦と学力選抜があります。 最近では半分以上の学生が推薦での進学をしています。
普通高校から大学への進学と異なり,高専からの編入学は各大学それぞれで入試日程や選抜方法が異なります。
進学先一覧
- 令和6年度進学先
- (本科)
- 釧路工業高等専門学校専攻科 6名
- 豊橋技術科学大学 5名
- 長岡技術科学大学 1名
- (本科)
- 令和5年度進学先
- (本科)
- 釧路工業高等専門学校専攻科 7名
- 豊橋技術科学大学 4名
- 長岡技術科学大学 1名
- 北海道大学 2名
- 北海道教育大学釧路校 1名
- (専攻科)
- 北海道大学大学院 1名
- (本科)
- 令和4年度進学先
- (本科)
- 釧路工業高等専門学校専攻科 7名
- 豊橋技術科学大学 4名
- 長岡技術科学大学 1名
- 東北大学 1名
- 愛媛大学 1名
- 東京農工大学 1名
- 室蘭工業大学 1名
- (専攻科)
- 北海道大学大学院 1名
- (本科)
- 令和3年度進学先
- (本科)
- 釧路工業高等専門学校専攻科 10名
- 豊橋技術科学大学 4名
- 筑波大学 1名
- 室蘭工業大学 1名
- (専攻科)
- 北陸先端科学技術大学院大学 2名
- (本科)
- 令和2年度進学先
- (本科)
- 釧路工業高等専門学校専攻科 8名
- 豊橋技術科学大学 2名
- 北海道大学 2名
- 新潟大学 1名
- 富山大学 1名
- 高知大学 1名
- 室蘭工業大学 1名
- 北見工業大学 1名
- (本科)
就職について
卒業生の就職先は様々です。
- 北海道内では北海道電力や,IT関連企業,乳業関連企業など
- 北海道外では,シャープやキャノンに代表される電子機器関連のメーカーや自動車関連,食品関連,IT関連企業など
就職方法について
就職先は,主に各企業から電子工学分野への求人依頼があり,その中から,就職志望者の希望に基づいて教員と面談しながら決定しています。最近では,一人の就職志望者に対する求人企業数は20社以上になっています。
高専では五年生でも勉強する科目が沢山ありますが,就職はその後の将来を決める重要な事でもあります。したがって,就職活動に費やす時間を極力少なくし,勉学と就職活動を両立させるために,ほとんどの学生が求人企業への学校推薦で就職試験に臨んでいます。
就職先一覧
- 令和6年度就職先
- (本科)
- 通信
- ドコモCS北海道
- 電気機械製造
- パナソニックインダストリー
- パナソニック(株)エレクトリックワークス
- エネルギー
- 成田空港給油施設
- IT・システム
- セガ札幌スタジオ
- 航空関連
- ANAラインメンテナンステクニクス
- 家電・計測器,カスタマーサービス
- 日立アドバンスドシステムズ
- キャノンメディカルシステムズ
- パナソニック
- 素材関連
- リンテック
- 半導体関連
- Rapidus
- 通信
- (専攻科)
- 通信
- ドコモCS北海道
- NTT東日本-北海道
- 電気機械製造
- 富士電機
- IT・システム
- 北都システム
- 金融
- セブン銀行
- 自動車
- 日産自動車
- 半導体関連
- Rapidus
- 通信
- (本科)
- 令和5年度就職先
- (本科)
- 通信
- NTT東日本-北海道
- 電気機械製造
- 富士電機
- エネルギー
- J-POWERジェネレーションサービス
- エネルギーインフラ
- 東京ガスネットワーク
- 不動産管理業
- 三菱地所コミュニティー
- 家電・計測器,カスタマーサービス
- ヒロエンジニアリング
- 日立ハイテクフィールディング
- マイスターエンジニアリング
- 三菱電機ビルソリューションズ
- 富士フイルムビジネスイノベーションジャパン
- キャノンメディカルシステムズ
- 半導体関連
- Rapidus
- 浜松ホトニクス
- 通信
- (専攻科)
- 通信
- ドコモCS北海道
- IT・システム関連
- アットマークテクノ
- 日立ハイシステム21
- 食品・化学関連工場
- 中外製薬工業
- カネカ
- カルビー 北海道工場
- 機械制御関連
- パナソニックインダストリー
- 半導体関連
- ディスコ
- 釧路管内企業
- ニッコー
- 通信
- (本科)
- 令和4年度就職先
- (本科)
- 通信
- NTT東日本-北海道
- 電気設備
- 三菱電機
- 機械制御関連
- パナソニックインダストリー
- 家電・計測器,カスタマーサービス
- パナソニックくらしアプライアンス
- フォスター電機
- 日立ハイテクフィールディング
- NECフィールディング
- 釧路管内企業
- ポータス
- 通信
- (専攻科)
- 通信
- NTT東日本-北海道
- ドコモCS北海道
- ソフトバンク
- IT・システム関連
- JDL
- 日立ハイシステム
- 食品・化学関連工場
- 中外製薬工業
- 半導体関連
- パナソニックスイッチングデバイステクノロジーズ
- 通信
- (本科)
- 令和3年度就職先
- (本科)
- 機械・制御関連
- 札幌日信電子
- エネルギー
- 富士石油
- 東京電力
- 釧路管内企業
- ポータス
- 報道・番組製作
- HTB映像
- IT・システム関連
- アスウェア
- テコム
- アバナード
- 家電・計測器,カスタマーサービス
- 日立ハイテクフィールディング
- 医療機器
- キャノンメディカルシステムズ
- 富士フイルムヘルスケアシステムズ
- 機械・制御関連
- (専攻科)
- 電気設備
- 明電舎
- 飯田電気工業
- エネルギー
- ENEOS
- 食品機械メーカー
- 東京食品機械
- 通信
- NTT東日本-北海道
- IT・システム関連
- AAST
- ISB
- 京セラコミュニケーションシステムズ
- 医療機器
- テルモ
- 電気設備
- (本科)
- 令和2年度就職先
- (本科)
- 食品関連
- 雪印メグミルク
- インフラ
- 電源開発
- 倉庫業
- 全農サイロ
- 農業機械
- 日農機製工
- 機械・制御関連
- 村田機械
- 医療関連
- 日本血液製剤機構
- 日立ヘルスケアシステムズ
- 家電・計測器,カスタマーサービス
- シャープ
- 日立ハイテクフィールディング
- 食品関連
- (専攻科)
- 通信
- NTT東日本-北海道
- NTT東日本-南関東
- ドコモCS北海道
- IT・システム関連
- ウェルネット
- 食品関連
- サントリービール
- 建物設備
- 朝日工業社
- 電気設備
- 富士電機
- 通信
- (本科)
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科目名 | 光エレクトロニクス | 対象学年・学科 | 5D |
単位 |
2 |
分野 | 電子デバイス | 開講期 | 後期 | 講義形態 |
座学 |
キーワード | レーザ,光ファイバ,フォトダイオード | ||||
授業目的 | 光の基本的な性質を学び,代表的な光デバイスとして,レーザ,光ファイバ,フォトダイオードの原理を理解することを目的とする。テキスト及び配布資料に関する説明を中心に講義を行う。 | ||||
授業概要 |
(1) 光・電磁波の基礎について学習します。 マクスウェルの方程式,波動方程式などの波動に関する基本式を説明できるようになります。 (2) 反射と透過,回折について学習します。 平面波の反射,透過に関する基本事項,回折について説明できるようになります。 (3) 干渉について学習します。 平面波の干渉とコヒーレンスについて説明できるようになります。 (4) レーザについて学習します。 レーザの基本原理を説明できるようになります。 (5) 光ファイバについて学習します。 光ファイバの構造や特徴を説明できるようになります。 (6) フォトダイオードについて学習します。 フォトダイオードの動作原理を説明できるようになります。 |
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参考 | |||||
到達目標 |
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担当教員から |
電子工学の分野においても「光」は重要な要素である。これまで物理以外ではほとんど接することのなかった光の分野についての知識を吸収してほしい。(担当:中村 隆) |
- 詳細
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科目名 | デバイス工学 | 対象学年・学科 | 5D |
単位 |
2 |
分野 | 電子デバイス | 開講期 | 後期 | 講義形態 |
座学 |
キーワード | 電子デバイス,設計 | ||||
授業目的 | 電子デバイスは,電子材料を使用目的に合わせて機能を持たせ,多方面の分野で利用されている。この授業では,電子材料,半導体工学の基礎に基づいてデバイスの動作原理,構造,作成技術を理解することを目的とする。この授業から,デバイスを様々な応用に利用したり,設計,開発する能力を習得してもらう。 | ||||
授業概要 |
(1) 電子の波動性とエネルギーについて学習します。 一次元井戸中の電子の波動関数とエネルギーの量子化について理解できるようになります。 (2) 固体内の電子について学習します。 半導体中の電子の状態とエネルギーに関連付けてデバイスへの応用について理解できるようになります。 (3) 電子デバイスの雑音について学習します。 熱雑音,ショット雑音等のデバイスにおける雑音現について理解し,デバイスで扱う場合の雑音指数,雑音温度等からデバイス設計を意識した雑音の取扱うことができるようになります。 (4) 超電導デバイスと量子デバイスについて学習します。 超電導材料とジョセフソンデバイスにおける量子効果を波動関数との関係から理解できるようになります。 (5) 集積回路の概要と製造方法を学習します。 集積回路の発展過程におけるスケーリング則と技術的発展の関係および集積回路で用いられる代表的な製造技術について理解できるようになります。 (6) 集積回路の設計手法を学習します。 典型的な集積回路の製造プロセスと簡単なR,C等の設計を修得できます。 |
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参考 | |||||
到達目標 |
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担当教員から |
始めの5週は,基本事項の概論を理解し,その後の5週で,雑音と特徴的なデバイスの関係について学ぶ。最後の5週は,集積回路について講義する。(担当:松本 和健) |
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科目名 | 半導体工学Ⅱ | 対象学年・学科 | 5D |
単位 |
2 |
分野 | 電子デバイス | 開講期 | 後期 | 講義形態 |
座学 |
キーワード | 半導体デバイス,デバイス設計手法 | ||||
授業目的 | 半導体工学Ⅰで学んだで基礎的な半導体デバイスの動作を理解し,半導体を応用する能力を身につけるため基礎的半導体デバイスの設計法を修得する。 | ||||
授業概要 |
(1) 半導体の電気伝導について復習します。 授業の目的を理解し,半導体の電気伝導について説明できるようになります。 (2) PN接合の電圧 - 電流特性を理解します。 PN接合の電圧一電流特性を説明できるようになります。 (3) トンネル現象とトンネルダイオードについて学習します。 PN接合の電圧 - 電流特性を理解し、簡単な計算ができるようになります。 (4) 金属半導体接触の性質と電気的特性について学習します。 金属と半導体のエネルギーバンド図を説明できるようになります。 (5) JFETの電気的特性解析について学習します。 JFETの電気特性を理解し、JFETの設計要素が理解できるようになります。 (6) MOSトランジスタの電流 - 電圧特性について学習します。 MOSトランジスタ動作を理解し、電気的特性が理解できるようになります。 |
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参考 | 半導体工学Ⅰ(5年前期開講) | ||||
到達目標 |
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担当教員から |
講義はプロジェクターを使用することが多く、配布資料に沿って行います。また、配布資料が多くなるので、それを綴じるファイルを用意してください。(担当:坂口 直志) |