電子工学科の進路について

電子工学科の卒業生の進路は大きく分けて,進学就職があります。

下の進路データに示すように,最近5年間では進学志望者と就職志望者の割合は,ほぼ50%程度になっています。

電子工学科では,専門科目の基本をきちんと身につけ,それを電子デバイス情報通信計測・制御などの各分野に利用する力を身につけることを目的にしています。さらに,そのそれぞれの分野の技術や学問に関して,進学の場合は大学や専攻科で,就職の場合はそれぞれの企業で,実際の製品や将来の技術へ応用する知識を,幅広くかつ深く習得するといった流れが高専から卒業した後の進路のイメージになります。

電子工学科では志を高く持った技術者を育成する目的で教育・指導していますので,進学を志望する学生が多いのが特徴です。下の進学先関連のデータにもあるように,近年の電子工学科卒業生の半分は国立大学への編入学や,高専の専攻科に進学して,より高度な技術を学んでいます。

企業からの評価も高く,就職志望者は,毎年100%就職を決めています。また,電子工学科の卒業生は幅広い分野にわたって活躍しています。なぜなら,現在の世の中では自動車家電製品をはじめ,携帯電話コンピュータなどの工業製品のほとんどに電子工学が関係しているからです。さらに,電子部品が使われていないような食品や医薬品といった製品を作る工場でも,製造段階ではロボットなどを使って電子制御されているので,電子工学科の卒業生の活躍の場は非常に広いのです。

 

主な進学先について (詳細は下の最近五年間の進学先一覧を参照)

北海道大学に代表される国立総合大学の工学部への編入学

(室蘭や北見などの)工業大学や(長岡や豊橋)技術科学大学などの国立工科系単科大学への編入学

釧路高専などの専攻科への進学

専攻科からは国立大学の大学院への進学

進学方法について

高専からの編入学や大学院入学には大きく分けて,推薦学力選抜があります。 最近では半分以上の学生が推薦での進学をしています。

普通高校から大学への進学と異なり,高専からの編入学は各大学それぞれで入試日程や選抜方法が異なります。

 

主な就職先について (詳細は下の最近五年間の就職先一覧を参照)

北海道内では北海道電力や,IT関連企業乳業関連企業など

北海道外では,シャープやキャノンに代表される電子機器関連のメーカー自動車関連食品関連IT関連企業など

就職方法について

就職先は,主に各企業から電子工学科への求人依頼があり,その中から,就職志望者の希望に基づいて教員と面談しながら決定しています。最近では,一人の就職志望者に対する求人企業数は20社以上になっています。

高専では五年生でも勉強する科目が沢山ありますが,就職はその後の将来を決める重要な事でもあります。したがって,就職活動に費やす時間を極力少なくし,勉学と就職活動を両立させるために,ほとんどの学生が求人企業への学校推薦で就職試験に臨んでいます。

 

電子工学科進路統計データ (2009年8月31日現在)

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求人社数は,主に電子工学科への推薦等の求人依頼のあった企業数の合計です。

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求人倍率は,電子工学科の就職志望者一人当たりの求人社数です。

 

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進学率は,電子工学科の卒業学生数に対する進学者の割合です。主に,国立大学,専攻科に進学しています。

 

電子工学科の最近五年間の進学先一覧

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※ 本科は電子工学科5年卒業生の進学者数,専攻科は電子工学科の研究室に所属する修了生の進学者数をそれぞれ集計している。


電子工学科の最近五年間の就職先一覧

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※ 表中年度毎の就職者数の括弧内の数字は専攻科修了生(電子工学科の研究室所属学生),それ以外は本科電子工学科の卒業生を集計している。