研究の様子
佐藤研究室
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- 親カテゴリー: 電子工学分野の様子
本研究室では,電磁波(電波や光)を利用したデバイスの特性を解析するための手法について研究しています.
解析は,コンピュータを使った数値解析をしています.
電磁波の伝搬などを可視化したり,効率のよいデバイス設計をするために解析手法などを改良するといった研究テーマがあります.
研究室に配属された学生は,それぞれに1台のコンピュータが割り当てられます.コンピュータは,UNIX系OSのLinuxがインストールされています.
個人的にLinuxを使う人は多くないと思いますが,本研究室に配属された学生は,ある程度Linuxを使えるようになります.
写真1.卒業研究の様子
本研究室所属の5年電子,小野君に研究や研究室について質問してみました.
Q.研究テーマを教えてください.
A.「Javaを用いた電磁界解析シミュレータの開発」です.
Q.その研究はどんなことに役立ちますか?
A.GUIを使っているので視覚的に分かり易く,解析法の中身を熟知していない人でも解析ができるようになります.
Q.研究室の雰囲気はどうですか?
A.笑顔が絶えなくて,すごくいい雰囲気です.
Q.この研究室で得られる知識や技術は何ですか?
A.Linuxの知識です.
Q.卒業研究で楽しいこと,そうでないことを教えてください.
A.自分で調べたことが,結果(成果)となったときが楽しいと思います.うまくいかないときは腹立たしいです.
Q.今後の抱負を教えてください.
A.先生の要求を8割は満たしたいと思います(完璧は無理!).
写真2.小野君
研究室紹介~戸谷研究室~
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当研究室では、電子工学技術を医療や環境へ応用することをめざして研究しています。
メンバー構成は、本科生が4人、専攻科生は1年、2年にそれぞれ1名ずつの計6名です。
先輩後輩の距離が近く(少し狭い?)親しみやすい机配置です.
プログラミングやデータ収集は研究室で。
研究で用いるジャイロセンサの回路を製作しています。
実験で用いる無線通信実験システムです。下の「ずんだまんじゅう」は東北大学に進学したOBから「かわいい」後輩への差し入れです。御馳走様です。
今年度の研究テーマは大きく分けて2つあります。
○ 病院内の通信システム
光を用いた無線通信を提案します.用途として以下のものを考えています.
・病院内の無線ネットワークの構築
患者をベッドサイドに拘束することなく生体情報を取得・モニタリングする技術(テレメトリ)や,救急医療,医療ミスを防止システム等の応用をめざして研究しています.
・人体表面上の通信
人体表面に装着された生体情報センサからの信号を無線通信によって集約・統合するシステムの実現をめざして研究しています.リハビリテーションやスポーツへの応用が期待されます.
○ センサネットワークを用いた環境モニタリング
農地や自然環境,道路等に配置された複数のセンサの情報を無線通信ネットワークで集約し,様々な目的に応用することを提案します.
現在は農地や遊歩道などの自然環境情報を取得し,施設の一般利用者に向けて有用な気象の変動や,周辺の環境学習のための情報をローコストで提供することをめざして研究しています.
研究室紹介~山田(洋)研究室~
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山田(洋)研究室は,計測・制御分野の研究を行います。具体的には電子工学・制御工学・電力工学の3つの工学分野が融合したパワーエレクトロニクスという分野の研究です。
パワーエレクトロニクスは半導体のスイッチを利用して電気の形を自在に変えることができ,電気を使うときのムダをなくして省エネに貢献できる技術です。例えば,新幹線や電気自動車の速度を制御したり,太陽電池から発電された電気を家電製品に使えるような電気の形に変えたりするのもパワーエレクトロニクスの技術です。
本研究室では,再生可能エネルギー(風力や太陽光)を利用した発電の効率化や発電で発生する障害を防止する方法や省エネにつながる電源システムについての研究開発を中心に以下のような研究を行っています。
- LED照明用電源システムの一構成法
- 小容量変換器向けアクティブフィルタ
- 太陽電池特性取得用計測システム
- 太陽光発電用MPPT制御器の構成法
- 風力発電システムにおける高調波電流補償装置
- 融雪・融氷装置の開発