科目名 | デバイス工学 | 対象学年・学科 | 5D |
単位 |
2 |
分野 | 電子デバイス | 開講期 | 後期 | 講義形態 |
座学 |
キーワード | 電子デバイス,設計 | ||||
授業目的 | 電子デバイスは,電子材料を使用目的に合わせて機能を持たせ,多方面の分野で利用されている。この授業では,電子材料,半導体工学の基礎に基づいてデバイスの動作原理,構造,作成技術を理解することを目的とする。この授業から,デバイスを様々な応用に利用したり,設計,開発する能力を習得してもらう。 | ||||
授業概要 |
(1) 電子の波動性とエネルギーについて学習します。 一次元井戸中の電子の波動関数とエネルギーの量子化について理解できるようになります。 (2) 固体内の電子について学習します。 半導体中の電子の状態とエネルギーに関連付けてデバイスへの応用について理解できるようになります。 (3) 電子デバイスの雑音について学習します。 熱雑音,ショット雑音等のデバイスにおける雑音現について理解し,デバイスで扱う場合の雑音指数,雑音温度等からデバイス設計を意識した雑音の取扱うことができるようになります。 (4) 超電導デバイスと量子デバイスについて学習します。 超電導材料とジョセフソンデバイスにおける量子効果を波動関数との関係から理解できるようになります。 (5) 集積回路の概要と製造方法を学習します。 集積回路の発展過程におけるスケーリング則と技術的発展の関係および集積回路で用いられる代表的な製造技術について理解できるようになります。 (6) 集積回路の設計手法を学習します。 典型的な集積回路の製造プロセスと簡単なR,C等の設計を修得できます。 |
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参考 | |||||
到達目標 |
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担当教員から |
始めの5週は,基本事項の概論を理解し,その後の5週で,雑音と特徴的なデバイスの関係について学ぶ。最後の5週は,集積回路について講義する。(担当:松本 和健) |
デバイス工学
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