沿革概要

沿革概要

 我が国の産業界の目覚ましい発展に伴い,科学技術者の養成が強く要望され,この要望にこたえて,学校教育法の一部を改正する法律(昭和36年 法律第144号)が公布,施行され,昭和37年度から新たな学校制度として,中学校卒業程度を入学資格とする5年間の一貫教育を行う高等専門学校が発足した。本校は,この新しい高等教育機関として「教育基本法及び学校教育法に基づき,深く専門の学芸を教授し,職業に必要な能力を育成する」ことを目的として設置された。
 その後,日本経済の進展とともに大学・高専に対する社会的要望が変化し,それに対応して,平成3年7月に学校教育法の一部が改正され、高専の弾力的な教育課程の編成,卒業生に対する準学士の称号授与,社会人等に対する再教育のための制度等が設けられた。

昭和38年4月11日
国立釧路工業高等専門学校設置期成会が設立され,会長に当時の釧路市長山本武雄氏が就任した。
昭和39年12月25日
昭和40年度新設国立工業高等専門学校として,釧路を含めて7校が内示された。
昭和40年4月1日
国立学校設置法の一部を改正する法律(昭和40年法律第15号)が施行され,釧路工業高等専門学校(機械工学科,電気工学科,建築学科)が設置された。初代校長に坂元義男(北海道大学名誉教授・理学博士)が就任した。仮校舎(北海道釧路工業高等学校の一部)及び仮学寮(釧路市ユースホステル)が設置された。
昭和40年4月24日
開校式及び第1回入学式挙行(120名入学),本校後援会が発足した。
昭和40年6月21日
釧路市大楽毛128番地(現大楽毛西2丁目32番1号)において,校舎及び学寮新営第1期工事に着工した。
昭和41年3月10日
校舎及び学寮新営第1期工事完成
昭和41年3月20日・3月21日
仮校舎から本校舎へ移転した。
昭和41年11月16日
校舎及び学寮新営第2期工事並びに体育館新営工事完成
昭和42年11月7日
校舎及び学寮新営第3期工事並びに環境整備第1期工事完成
昭和42年11月10日
学生食堂新営工事完成
昭和43年4月1日
事務部に部課制がしかれ,庶務課及び会計課が設置された。
昭和43年10月31日
環境整備第2期工事及び武道館新営工事完成
昭和43年11月1日
校舎落成記念式典が挙行された。
昭和43年11月20日
アイスホッケーリンク新営工事完成
昭和44年12月23日
洋弓場施設新営工事完成
昭和45年3月14日
第1回卒業証書授与式挙行(101名卒業),本校同窓会が発足した。
昭和45年4月1日
電子工学科が設置された。
昭和46年4月1日
事務部に学生課が設置された。
昭和46年8月26日
校舎及び寄宿舎新営その他工事完成
昭和46年10月29日
電子計算機室新営工事完成
昭和47年11月9日
図書館新営工事完成
昭和48年4月1日
校長に仲丸由正(北海道大学教授・工学博士)が任命された。
昭和50年10月24日
創立10周年記念式典挙行
昭和52年4月7日
第1回編入学式挙行(4名編入学)
昭和54年9月10日
第2体育館新営工事完成
昭和57年1月31日
校舎新営工事完成
昭和57年4月3日
校長に黒部貞一(北海道大学名誉教授・工学博士)が任命された。
昭和58年1月31日
合併処理施設新営工事完成
昭和58年3月22日
福利施設(鶴峰会館)新営工事完成
昭和58年7月25日
第1回公開講座開講
昭和58年12月27日
データステーションが設置された。
昭和59年4月9日
初の外国人留学生受入れ
昭和60年10月18日
創立20周年記念式典挙行
昭和61年4月1日
情報工学科が設置された。
昭和62年4月1日
校長に永田邦一(北海道大学教授・工学博士)が任命された。
昭和62年11月10日
校舎新営工事完成
昭和63年3月24日
寄宿舎新営工事完成
平成4年4月1日
学校週5日制の実施及び教育課程の大幅改正
平成5年2月25日
語学演習装置が設置された。
平成6年4月1日
校長に芳村 仁(北海道大学名誉教授・工学博士)が任命された。
平成6年11月30日
アイスホッケーリンク新営工事完成
平成7年10月12日
創立30周年記念式典挙行
平成8年11月22日
教育研究振興協力会等から受け入れた奨学寄付金を基に,教育研究・国際交流振興基金が設置された。
平成9年10月3日
西メルボルン職業技術短期大学(現ヴィクトリア工業大学)との学術交流に関する協定が締結された。
平成10年4月1日
事務部に技術室が設置された。
平成12年4月1日
地域共同テクノセンターが設置された。
平成12年10月10日
地域共同テクノセンター新営工事完成
平成13年4月1日
校長に木谷 勝(北海道大学名誉教授・工学博士)が任命された。
平成13年12月14日
低学年講義棟新営工事完成
平成14年11月1日
女子寮開寮
平成16年4月1日
独立行政法人国立高等専門学校機構が設立され,釧路工業高等専門学校は,同機構により設置される国立高等専門学校となった。
専攻科(建設・生産システム工学専攻(入学定員8名),電子情報システム工学専攻(入学定員12名))が設置された。
平成16年4月7日
第1回専攻科入学式挙行(20名入学)
平成17年10月14日
創立40周年記念式典挙行
平成18年3月15日
第1回専攻科修了証書授与式挙行(15名修了)
平成18年3月20日
専攻科校舎新営工事完成
平成19年4月1日
事務部が2課制(総務課・学生課)となった。
平成19年4月2日
校長に岸浪建史(北海道大学副学長・理事・工学博士)が任命された。
平成21年4月1日
2段階学科選択制度が導入された。
平成21年8月1日
技術室に替わり,教育研究支援センターが設置された。
平成21年12月15日
道内4高専と北海道大学との学術交流に関する協定が締結された。
平成22年3月29日
道内4高専と室蘭工業大学との学術交流に関する協定が締結された。
平成22年4月23日
道内4高専と公立はこだて未来大学との学術交流に関する協定が締結された。
平成22年5月25日
道内4高専と北見工業大学との学術交流に関する協定が締結された。
平成22年11月29日
道内4高専と帯広畜産大学との学術交流に関する協定が締結された。
平成23年11月28日
釧路工業高等専門学校とトゥルク応用科学大学との学術交流に関する協定が締結された。
平成24年4月1日
校長に岸徳光(室蘭工業大学教授・工学博士)が任命された。
平成25年8月28日
釧路工業高等専門学校とキングモンクット工科大学間の交換留学・インターンシッププログラムの実施に関する覚書が締結された。
平成26年5月29日
国立高等専門学校機構の決定により英語表記が変更された。
平成27年2月24日
道内4高専と北海道との包括連携に関する協定が締結された。
平成27年11月7日
創立50周年記念式典挙行
平成27年12月18日
北海道,道内8市,道内4大学及び道内4高専との間に北海道における雇用創出,若者定着に係る協定が締結された。
平成28年1月21日
千葉工業大学との包括連携協定が締結された。
平成28年4月1日
学科改組を実施し,5学科から1学科3コース制へ移行。
平成28年8月31日
道内4高専と北海道科学大学・北海道科学大学短期大学部との教育・研究等に関する包括連携協定が締結された。
平成30年4月1日
校長に小林幸夫(小山工業高等専門学校教授・博士(工学))が就任した。
平成30年11月7日
釧路工業高等専門学校と泰日工業大学との学術交流に関する協定が締結された。
令和3年4月26日
道内4高専と公立千歳科学技術大学との教育・研究等に関する包括連携協定が締結された。
令和4年4月1日
校長に大塚友彦(東京工業高等専門学校教授・博士(工学))が就任した。

記事掲載日:2011年05月20日 15:39