電気工学科

電気工学科

 今日、電気は私たちの生活とたいへん密接なつながりを持っています。電気工学科ではその電気の発生方法(発電)、送る方法(送電)、そしてそれらをコントロールするための制御技術や計測技術、さらにコンピュータを はじめとする各種の電子回路技術までの広い分野を学びます。また、その理論を深めるために、基礎から応用にいたる実験実習にも力を入れています。
 本学科の電力技術からエレクトロニクスに至る充実したカリキュラムを反映し、卒業生は、就職および大学進学を含め、電力・電子・情報関連産業はもちろんのこと、機械・化学・医療・建築・食品などの電気を使うあらゆる産業界において活躍しています。

教育上の目的

 電気工学科は,エネルギー,情報通信,制御等の電気工学に関する十分な基礎力と応用力を身につけ,これらを活用した複合領域に対応した応用力と問題解決能力を持ち,さらに,他の技術者と連携した活動ができるコミュニケーション能力を持つ人材を育成することを目的とする。

電気工学科の概要

 電気エネルギーはあらゆる産業の基盤であり,電気技術者は,産業界のあらゆる分野から求められています。このような広い分野に携わる技術者を育成するために,基礎科目を中心に実力の涵養をはかりながら,幅広く専門分野の知識が修得できるように配慮しています。
 電気工学の専門分野は多岐にわたり,電気エネルギー・電気機械部門,電子・通信部門,計測制御・電子計算機・情報処理部門等を総合的に履修し,学生各自の希望に応じて履修できる選択科目も取り入れています。また,実験実習にも力を入れ,基礎実験から最新の技術研究実験まで,在学中に15単位の実験を行っています。特に,卒業研究では,自主的に研究を進め,問題を解明する能力の養成を期し,創造性の豊かな優秀な技術者を目指しています。
 本校は,電気主任技術者の学校認定を受けており,所定の科目を修得し,卒業後の実務経験年数等により無試験で資格を得られます。これは電気工学科だけにある特典です。
 電気工学科の卒業生は,産業界のあらゆる分野,電力・電気機械・照明関係,電子・通信・電子計算機関係,機械・建築・化学関係など多方面に活躍しています。本校で厳しく鍛えられた卒業生に対する社会評価は高く,電気工学関連の広い知識を修得した卒業生は,自信を持って各自の望む方面に進むことができます。

記事掲載日:2011年09月07日 13:32
最終更新日:2016年06月15日 14:30