平成25年12月21日(土)に,本校の電子工学科応用実験室において,こども開放プラン「ソーラーカーより速いかな??熱電くん!!?ローソクの熱を電気に変換?」を実施しました。
講師は,電子工学科の坂口直志教授の他2名の教員及び横山安弘技術長と,5年電子の学生2名,専攻科学生2名で,熱を電気に変える部品「熱電半導体モジュール(ペルチェ素子)」を使って,ローソクの熱だけで動く車を作る講座を行いました。
初めに,熱エネルギーを電気に換える実験を通して熱がエネルギーであることを体感した受講者は,自分の体温でモーターを回せることに驚いていました。
その後,学生たちの指導の下,ローソクの熱だけで動く車「熱電くん」を作製して,みんなで競争しました。
受講者は,車の性能を上げ高速化を図ったり,モーターからの回転力を車軸に伝える方法を検討するなど,様々な改善にチャレンジし,中には改良を加えすぎて,車が動かなくなり悔しげな顔で作業していた様子が印象的でした。
学生の指導の下,「熱電くん」の製作に真剣に取り組む受講者の様子
試行錯誤しながら「熱電くん」の改善に挑戦している様子