平成26年11月29日(土)に,釧路市生涯学習センター(まなぼっと)において,釧路高専公開講座「桜木紫乃『氷平線』の世界」の第4回目を開催しました。
この講座は,本校一般教育科の小田島本有教授を講師に,短編集『氷平線』の中から毎回違う1編の読解を行うもので,最終回となる第4回目は,釧路が舞台となっている「水の棺」を取り上げました。一語一語を捉えての解説に受講者は耳を傾け,質疑応答の時間では受講者が自らの読み方を提示して意見交換を行うなど,講座は大いに盛り上がりました。
終了後には,11名の受講者に対し修了証書の交付が行われました。また,アンケートでは,「小説の奥の深さに驚きました。」,「同じ本を読んでも,その人によって感じ方が違うということがよく分かりました。」という感想が聞かれました。
小田島教授から修了証書を受け取る受講者