平成26年度メンタルヘルス講演会を実施しました

平成26年度メンタルヘルス講演会を実施しました

 平成26年12月8日(月)に北海道医療大学の向谷地生良先生を講師に迎え,学生と教職員を対象としたメンタルヘルス講演会を実施しました。

 学生向け講演会では「自分の専門家になる ?心の病を経験した人たちに学ぶ?」という題で,第4学年の学生を対象に行われ,学生2名に前に出てきてもらい,質問形式で講演を進めていき,また,向谷地先生が関わっている,浦河町べてるの家の事例を参考にしながら,学生に対して分かりやすい講演を行っていただきました。

 続いて行われた教職員向け講演会では「今なぜ当事者研究か」という題で,患者本人が「当事者」として,自分の症状,苦労した経験,失敗談等のデータを収集する当事者研究の手法について紹介があり,この方法により症状の改善が見られた実例や,人と人とのつながりが症状回復に重要といったお話が紹介されました。
 後半は,学校の実情を伺いたいとのことで,教職員からの質問を受け,それに向谷地先生がアドバイスを交えて回答し,参加者は興味深く聴講していました。


メンタルヘルス講演会の様子