平成27年2月7日(土),8日(日)に,釧路地域工業振興協会主催の第11回釧路地場工業展示会「2015メイドインくしろ」が釧路市観光国際交流センターで開催され,本校も出展しました。このイベントは,「くしろ冬まつり」の協賛事業として開催され,同じ会場で様々な展示会が実施されていたこともあり,2日間とも多数の来場者が訪れました。
本校のブースでは,多くの来場者が学生のサポートを受け,「熱電くん」製作とジャンク人形「電太くん」作りに参加しました。「熱電くん」は温度差を利用してローソクの熱だけで走行する車で,参加者は組み立てを行った後,完成した車でレースを行いました。「電太くん」は,コンデンサやLEDなどの電子部品を人や動物の形に組み合わせたオリジナルのモチーフで,参加者は完成品を大切そうに持ち帰りました。
また,会場中央のイベントスペースでは,本校のロボット研究会によるロボットの操作体験・乗車体験を行いました。高専ロボコンに出場したロボットを誰でも操作できるように改良した2台と,一般的なイスと自転車の車輪を使い,今回のイベント用に開発した人が乗ることができるロボット1台を出展し,子ども達が順番待ちの列を作る人気ぶりとなりました。
さらに,企業イベント,鋳造体験「アクセサリー作り」において,本校の教員及び学生も協力しました。砂でアクセサリーの型を作り,そこに溶かしたスズを流し込み,冷えたものをピカピカに磨きあげるという体験で,30名ほどの子ども達がアクセサリー作りを楽しんでいました。
会場では,親子連れで各ブースを回っている様子が見られ,地場工業の技術や工業系高等教育機関のものづくり力を地域の方に知ってもらうことができる良い機会となりました。
本校学生のサポートを受けながら「熱電くん」を製作
完成後の「熱電くん」でレースを実施
電子部品を使ったオリジナルの「電太くん」作り
多くのギャラリーが見学する中,ロボットの操作体験
企業イベント,鋳造体験「アクセサリー作り」に協力