道内高専生対象のウェルネット奨学金が創設されました

道内高専生対象のウェルネット奨学金が創設されました

 平成27年6月24日(水),北海道新聞社本社の役員会議室において,ウェルネット株式会社(代表取締役社長:宮澤一洋氏),本校を含む道内4高専及び北海道新聞社会福祉振興基金との間で,高専生を対象とする新たな奨学金制度「道新みらい君・ウェルネット奨学金」の創設について協定書が締結され,その後北海道庁の道政記者クラブにおいて記者会見が行われました。

 この奨学金は,ウェルネット株式会社様の,北海道経済発展につながる情報産業の担い手となる高専生を経済的に支援し,心置きなく勉学に励んでもらう環境づくりを支援する基金を設立したいというご厚志により,1億円という多大なご寄付の申し出をいただいたことで創設に至ったものです。
 運用については長い実績とノウハウをお持ちの北海道新聞社会福祉振興基金に協力をお願いする形となっており,高専生向けの奨学金としては最大級で,経済面で苦労する学生を長く支援することを目的としております。

 今回の協定調印式には,本校からは岸校長が出席し,ウェルネット株式会社の宮澤代表取締役社長,他の道内3高専の校長及び北海道新聞社会福祉振興基金の南出裕常務理事と,協定書へのサインが執り行われました。

 今後,当奨学金は本校の学生を含め,道内の経済的に苦しい高専生の支援のために使われることとなります。

 本校岸校長からのコメント
 「本校でも経済的に困窮している学生は多数在校しており,このたびの奨学金創設は誠にありがたい限りです。ウェルネット株式会社様には大変感謝申し上げます。」


協定書にサインしている様子


調印後に笑顔で写真撮影
左から,南出北海道新聞社会福祉振興基金常務理事,清水旭川高専校長,岸釧路高専校長,宮澤ウェルネット株式会社代表取締役社長,但野函館高専校長,黒川苫小牧高専校長