「役に立つ作業療法士の話と簡単な介助補助具を作ろう」を開催しました

「役に立つ作業療法士の話と簡単な介助補助具を作ろう」を開催しました

 平成27年10月31日(土)に,本校創造ラボ室C及び実習工場において,釧路高専公開講座「役に立つ作業療法士の話と簡単な介助補助具を作ろう」を開催し,介護関係の職場の方等,8名の参加がありました。

 講座の前半は,北海道作業療法士会根釧支部所属の作業療法士の方を講師に,介護に関する話を行い,簡単にものをつまめる箸や靴下を履きやすくするソックスエイドの作製を行いました。後半は,本校教育研究支援センター所属の的野 卓司技術専門員,石塚 和則技術専門職員を講師に,ボタンエイドの製作を行いました。

 ボタンエイドとは,ボタンを留めるために、ボタン穴に差し込み、ボタンを引き出してボタンをかける補助具のことで,作製後は,早速使用してみる受講者もいました。

 アンケートでは,「わかりやすかった」「介護現場で役立つ内容だったのでさっそく実践してみる」,「学んだことを周囲の人に広めたい」という感想があり,「続編があるならまた参加したい」という次回への期待も聞かれる充実した講座となりました。


作業療法士による介護に関する話


ボタンエイドを作製する様子