釧路高専ブログ レポーターのW.Iです。
今回は、釧路高専で毎月実施している朗読会について紹介します。
釧路高専は、理系の学校と思われがちだけど、実は文系的な活動も結構盛ん。その中でも、毎月実施されてきた朗読会。元々は小田島先生が市立図書館で実施していたものを本校で取り入れたもの。
これが、なかなか面白い。私も以前、参加したことがあるけど、最初に実施するのが本選び。参加者に一任されていて、何を読んでも良い。流行のもの。古典。詩。など、何でも自由。
次に、どこを読むか?与えられた時間は20分前後、この20分が読むには短く、しゃべるには長い。ページにすると、だいたい20ページ前後。
ちなみに、今回参加したのは、総務課職員の下重等資さん。朗読作品は三島由紀夫著『不道徳教育講座』。
「毎月大いにウソをつくべし」「約束を守るなかれ」等々,世の常識・良識に真っ向から反する不道徳のススメ,しかし不道徳を極めれば道徳になるという世の中のいい加減さを,皮肉と遊び心満載に書かれている。
普段、まじめな??下重さんからは想像もできない作品がチョイスされました。
そんな、新しい本に出会えるのも朗読会の醍醐味。みなさんもぜひ、聞きに来てください。
もちろん、朗読者も募集してす。希望者がいない場合は、小田島先生から声がかかるかも。詳細は国語科小田島先生まで。
朗読する下重さん
小田島先生による講評
問い合わせ先
釧路高専図書館 電話0154-57-7206