7月 「マーブルホイール登場」

7月 「マーブルホイール登場」

7月3日,日曜日,9時30分。

 マーブル(ビー玉や鉄球)を下から上に運んで,レールの上を転がす「マーブルマシン」。その製作の最大のヤマ場であるマーブルホイール(=球の観覧車)の組み立てです。

 完成すると,ハンドルでまわすだけで,ホイールがマーブルを下からすいこんで,上からはき出します。どうしてか,わかるかな?

 中には,はやく完成させたいあまりにあせってズレて接着してしまって,完成させても動きがなめらかでないものもありました。それでも,感想にもあるように,「うまく動くようにしたい」,「もっと工夫はできないか」と,考えて試すことが,楽しいと感じてもらえてうれしいです。その経験は生活の中で役に立つはずです。

 この日の科学講座は,「歯車のお話と遊星歯車の組み立て」でした。歯車は縁の下の力持ちの機械部品です。それにしても,遊星歯車は不思議な歯車ですよね。これからいろいろなところで,おもしろい歯車を見つけることができるんじゃないかな。


この部品をすべて組み立てろ!


動きを確かめながら,あせらずに。


完成だ。試運転してみよう。


歯車のお勉強。遊星歯車の完成です!

今月の1枚

「急いで袋につめろ。9:30になっちゃうぞ!」

7月の感想(抜粋)

A:全体の感想,B:科学講座の感想,C:初めて知った知識,技術など
A中の数字・・・5とても楽しかった,4楽しかった,3ふつう,2楽しくなかった,1まったく楽しくなかった

小5女子
A:(5)マーブルマシンの歯車の部分ができて,ちゃんとボールがまわったこと。
C:歯車をまわすだけでボールがあなのなかにはいったので,すごかった。

小5男子
A:(4)はぐるまのしくみがわかった。今後もまあぶるましんをかいりょうしていきたい。
B:たのしかった。
C:はぐるまのしくみがすごいと思った。ハハッ。

小5男子
A:(5)木をくみたてるところがとてもおもしろかった。あとさいごのゆう星はぐるまのことがふしぎだった。
B:くみたてるのが,とても楽しかった。
C:ゆう星はぐるまでかさねるとおそくなること。

小5女子
A:(5)歯車を作る時,上手に回ったこと。
B:歯車の名前がいろいろあって楽しかった。
C:歯車は少しずれると上手く回らないこと。

小6男子
A:(5)歯車でマーブルを上まで運べることがすごいと思いました。
B:遊星歯車中央の太陽歯車と遊星歯車の回る速さが違っておもしろいと思いました。
C:いろいろな機械に歯車が使われていること。歯車を組み合わせることで,速さを変えられること。

中1男子
A:(5)最初から最後まで全部が楽しかった。特に最後の歯ぐるまの科学講座が一番だった。
B:ためになった。いい知識を吸収することができた。
C:歯ぐるまは色々な物につかわれていた。

中1男子
A:(4)今日はコツをつかんで上手に作成できたので楽しかったです。
B:今回の講座は歯車についてよく知れたし,作ることを通してよく知れたと思います。
C:歯車について種類やどの道具に使われているのかなどがためになりました。

中2男子
A:(5)ほんの少しのズレでも,歯車がまわらなくなってしまう。というのがすごく難しく,その調節がとても楽しかった。
B:身の周りには,色々な歯車があるという事を知れました。