「第13回運営諮問委員会が開催されました」
平成28年8月8日（月）に，本校会議室において第13回釧路工業高等専門学校運営諮問委員会を開催しました。
運営諮問委員会は，本校の教育・運営等について，学外の有識者から広く意見を求めるため毎年開催されているものです。委員は，地方自治体，教育関係，産業・経済界，後援会及び同窓会等の有識者で構成され，委員長には高橋信夫北見工業大学長が選出されました。
委員会では，初めに，岸校長から，「釧路高専の現状について」と題して，本校の現状や課題と対策，学生の進路状況等の説明を行い，委員の方々から忌憚のないご意見をいただきました。
つづいて，近藤学習支援センター長から，「学習支援の現状について」と題して，今年度から取り組んでいる学習支援センターによる習熟度別に応じた個別指導，演習やIT機器の活用，「数学マラソン」といった学生のやる気を出させる方策，学生が教師になるアクティブラーニングなど，少ない教員資源を工夫して活用した取り組みについて説明があり，委員からは，「学生の自主性と教員の意識改革に繋がる取り組みだ」「一つの目玉？宣伝？になるのではないか」「中学校や高校でも例がないほどの支援であり，来年度の報告が楽しみである」との好意的なご意見をいただきました。
その後，委員の方々それぞれの立場からの本校に対する評価や要望のほか，貴重なご意見・ご提言が寄せられ，それらを本校の教育・運営方針に役立てていきたいと考えています。
「運営諮問委員会の様子」