8月 「オリジナルマシンへの挑戦」

8月 「オリジナルマシンへの挑戦」

 8月7日,日曜日,9時30分。

 先月,マーブルマシンの製作のヤマ場をのりこえて,今日から本格的にオリジナルマシンの設計と製作にかかります。

 どんなコースにするか考えをまとめるのは難しいことです。自分の作りたいものをどうやって実現させるのか,これがこのクラブだけがもつ特徴です。これからの半年は地味だけど,とてもディープな世界が待っていると思います。最初は練習のつもりで,よくばらずにシンプルなものから完成させていきましょう。

 今回は,保護者の方にもアンケートに答えていただきました。クラブ発足から4年,これまでも保護者の方々からの意見もふまえて,クラブ活動を展開してきましたが,まだまだ改善の余地がありそうです。でも,「完成までの工程の中に沢山の学びがあることは,とても良いと思います」等々,私たちのねらいに高評価が得られているようなので,うれしいです。

 さて,科学講座は,「モーターのお話と単極モーターの組み立て」でした。モーターは動きを作りだす機械部品の主役です。電磁力というものをうまく利用していますが,すごく簡単に作れてしまうモーターもあるんです。世の中には,いろいろなモーターが活躍しているし,このマーブルマシンも冬にはモーターで動かす予定です。


材料選び.どんなレールにするのかな?


兄弟3人の合作?!


マシン完成第1号.この経験を次号に活かせ!


磁石の上に電池を立てたら上のワイヤーが踊り出す!

8月の感想(抜粋)

A:全体の感想,B:科学講座の感想,C:これまでの感想,今後の意気込みや気になること
A中の数字は,5とても楽しかった,4楽しかった,3ふつう,2楽しくなかった,1まったく楽しくなかった

小5男子
A:(5)モーターのしゅるいや,つかわれているものをしることができた。
B:少しむずかしかった。
C:かんせいできるか心配です。

小5女子
A:(5)コースをつくり,いろいろくふうするのがたのしかった。
B:自分で作ったモーターがあまりまわらなくて,残念だった。科学こうざはおもしろかった。
C:マーブルマシンをもっとおもしろく,あきないようにつくりたい。

小5男子
A:(5)まあぶるましんは,せっけいずをかいて,そのようにできて,先生こうざはうまくまわすことはできなかったけどできた。
B:とてもたのしかった。いろんなもーたーについてしれた。
C:まあぶるましんの改良をしました。ぎもんに思ったことは,なぜおもかったらゴミ(しょうがいぶつ)をこえれるのかなど,とってもぎもんに思った。いろんなカラクリをつくっていきたい。いろんなざいりょうでつくりたい。ざいりょうをかたづけるとき,ざいりょうが山になるほどすごいものを作っていきたい。

小5男子
A:(5)せっけい図どおりにつくるのがむずかしかった。
B:じしゃくと電池の力だけでモータがわりになるとわかった。
C:マーブルマシンの完成が気になる。

小5男子
A:(4)ガチャポンみたいで面白かった!(マーブルマシン)
B:ネオジムじしゃくがすごかった。
C:科学こうざがとくにおもしろかった。

小6男子
A:(4)自分のアイデアを利用できたからとてもよかった。
B:家に帰ってもやってみようというようなおもしろさがあった。
C:あと3,4枚,しくみののった板をつくりたい。

小6男子
A:(5)いろいろ工夫して,かなり思いどおりにできた。こつが少しわかった。
B:モーターの原理,簡単なモーターなどいろいろわかってよかった。
C:マーブルコースを作るのが楽しみ。いろいろ工夫して作りたいと思った。

小6男子
A:(5)いろいろなレールの組み合わせや,形があっておもしろかった。
B:思ったより簡単にモーターが作れたのですごいと思った。
C:たくさんおもしろいレールを作りたい。

中2男子
A:(4)自分のマシンを設計し,それを少し作った。
B:単極のモーターを作った。最後にうまく回すことができた。
C:他のマシンには無いブッ飛んだ発想のマシンを作りたい

中2男子
A:(5)自分で一から作り出すと,うまくいかない事がたくさんあったが,すごく楽しかった。
B:身近にあったモーターの事を知れて,作れて,とてもおもしろかった。
C:これまで習ったことを使って,これからもっとおもしろい物を作りたいと思った。