「定番教材を読む―国語の教材に触れてみませんか―」第4回目を開催しました

「定番教材を読む―国語の教材に触れてみませんか―」第4回目を開催しました

 平成28年11月26日(土)に,釧路市生涯学習センター(まなぼっと)において,釧路高専公開講座「定番教材を読む―国語の教材に触れてみませんか―」第4回を開催しました。

 この講座は,一般教育部門の小田島本有教授が講師となり,芥川龍之介の『羅生門』,森鴎外の『高瀬舟』,夏目漱石の『こころ』を取り上げ,最終回の今回は中島敦の『山月記』を題材として講義が行われました。

 『山月記』は,中国唐代,詩人となる望みに破れて虎になってしまった男が,自分の数奇な運命を友人に語るという物語で,小田島教授は登場人物の心の動きなどを分かりやすく解説し,受講者は熱心に聞き入っていました。

 講座終了後には,小田島教授から受講者へ修了証書が手渡され,受講者からは来年の講座を楽しみにしているとの声が聞かれました。


講義の一コマ


修了証書を受ける受講者