文部科学省「情報ひろば」にて釧路高専の企画展示を実施します

文部科学省「情報ひろば」にて釧路高専の企画展示を実施します

 文部科学省情報ひろば企画展示室にて,本校企画展示「高専大学連携による教材開発と利用実戦」を実施します。展示は,平成30年1月4日(木)から4月20日(金)までを予定していますので,皆様のお越しをお待ちしております。

【企画展示内容】

開催期間 平成30年1月4日(木曜日)?平成30年4月20日(金曜日)(予定)

テーマ  「高専大学連携による教材開発と利用実践」

展示背景・概要
 この企画は本校創造工学科 野口 孝文 教授が中心に研究してきたプログラミングロボット教材の展示企画です。これまで,不要となったCDと組み込み用の小型コンピュータを組み合わせたプログラミングロボットを開発してきました。CD中央部分の穴にペンを差し,プログラムでロボットを動かすと絵を描くことができます。また,PCを用いずに直感的にプログラムを作成することができるため,コンピュータの環境のない教室での授業や幅広い年齢層が同時に参加するイベントにも対応することができます。
 開発を始めた1990年当初は小中学生対象の工作教室用のロボットとして作成しましたが,その後改良を重ね工作キットであるばかりではなく,工学系高等教育機関における初心者向けのプログラミング教材として利用されています。
 現在は,高専大学連携事業として,室蘭工業大学におけるフレッシュマンセミナー,北海道大学全学共通科目「情報学2」の一部,及び高専機構のロボット人材育成事業等において,教材の利用を実践しています。
 本展示では,お絵かきやお茶運びをするロボット本体,ロボット組み立てキットの他,ロボットの教材の特徴とこれを利用した授業概要を分かりやすく解説したポスター,資料及び動画コンテンツを展示いたします。

【主な展示物】
〇実物展示
 ・プログラミングロボット,組み立てキット
〇映像
 ・ロボットの教材の特徴とこれを利用した授業概要を動画にて紹介
〇パネル
 ・ロボットの概要やロボット教材を利用した授業の紹介