電気工学分野 齋藤 誠紀 准教授が国際会議でOutstanding Presentation Awardを受賞しました。
本校創造工学科 エレクトロニクスコース 電気工学分野 齋藤 誠紀 准教授が，平成29年10月25日（水）?27日（金）に東京電機大学で開かれた国際会議「International Conference on Simulation Technology」において，Outstanding Presentation Awardを受賞しました。齋藤 准教授は「Energy Absorption on the Surface of Bubble Formed Tungsten Materials under Plasma Irradiation」という題目で，核融合炉材として注目されるタングステン材にヘリウムプラズマを照射した際のエネルギー吸収過程を，分子シミュレーションを用いて解明した研究について発表しました。
ヘリウムプラズマ照射により繊維状ナノ構造が成長したタングステン材表面の分子シミュレーションの様子。(a)は原子位置を示した図で，赤点はタングステン原子，黒点はヘリウム原子の位置を示す。(b)はエネルギー吸収密度の分布を示す。ヘリウムバブルが選択的に加熱されることが示された。