クラブ活動のコロナ対応ガイドライン(改訂版)

クラブ活動のコロナ対応ガイドライン(改訂版)

令和2年11月10日

各クラブ顧問・学生各位

釧路高専学生主事

クラブ活動のコロナ対応ガイドライン(改訂版)
(完全な遠隔による活動は除く)

 本校では8月31日以降、文科省の「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」を参考に、感染状況の「レベル」ごとにガイドラインを設定し、それに沿ってクラブ活動を再開しました。その後北海道の感染状況は、しばらくは概ね上記マニュアルに示されている最も低い「レベル1」で推移し、クラブ活動も「3密」を避け、消毒等の感染防止策を取りながら通常の活動を行ってきました。
 しかしながら、その後札幌市を中心にクラスターが散発するようになり、1日当たりの新規感染者数も徐々に増加し、人口10万人当たりの新規感染者数が首都圏を上回る週も出てきました。このような状況がさらに悪化し、11月には北海道独自の警戒ステージが引き上げられる事態になったことを受け、本校としても文科省のガイドラインとともに北海道のガイドラインも踏まえた対応が必要であると考え、以下のように改定することにしました。
 なお、各クラブが所属する協会等によっては、独自のガイドラインを設定している場合もあります。できるだけ感染のリスクを低減するため、本ガイドラインについて各クラブでさらに追加・変更する対応策があれば、各顧問の先生方の判断で対応をお願いいたします。

1.完全な遠隔による活動は以下のガイドラインの対象外とします。

2.クラブ活動再開後の主に学内での活動に関わるガイドライン

【文科省「レベル1」、道「ステージ1」対応】
 1)万一に備えて各クラブ顧問は、活動日ごとに活動参加者名簿を作成する。
 2)発熱(37.0℃以上)や風邪症状がある部員は活動に参加しない。各クラブ顧問は活動日ごとに部員の健康状況に留意する。
 3)体育系・文化系によらず、「3密」(密閉、密集、密接)をできるだけ避ける。
 4)屋内の活動にあっては、1時間に1回以上は換気を実施する。
 5)文化系及びミーティングなど室内で行う活動の場合は、できる限りマスクを着用する。
  「3密」を避けられない場合は、フェイスシールドなど利用して活動する。
 6)屋外及び体育系の活動の場合は、原則運動中のマスク着用は必須としない。休憩中やミーティングの際には、マスク着用が望ましい。運動中にマスク非着用で止む無く会話する際は、ソーシャルディスタンスを2メートル以上取るようにする。
 7)活動中は原則、大声での応援、気合を入れるための大きな発声は避ける。
 8)クラブ活動時間の開始・終了時、場合によっては活動中、各自手洗い、手の消毒、うがい等を徹底する。
 9)クラブ活動で使用する用具はできるだけ使い回しを避ける。避けられない場合は、使用ごとに消毒する。飲料水等の回し飲み、タオル等の共用はしない。

【文科省「レベル2」、道「ステージ2、3、4」対応】
 (上記対応に加えて、以下の項目を追加)
 1)体育系・文化系、屋外・屋内によらず、「3密」を避け、ソーシャルディスタンスは必ず2メートル以上取る。
 2)マスクやフェイスシールド等での対応が難しい身体的接近、接触を伴う活動は禁止する。

【文科省「レベル3」、道「ステージ4、5」対応】
 (釧路地方又は釧路地方を含む北海道全域に緊急事態宣言やそれに準じる自粛要請が出された場合)
 1)クラブ活動を全面的に禁止する。

3.学外での大会や練習試合等への参加のガイドライン
 1)北海道地区国立工業高等専門学校体育協議会が7月に定めた「令和2年度北海道地区国立工業高等専門学校体育協議会における新型コロナウイルス感染症への対応について」に準じるものとする。
 2)大会参加に当たっては大会ごとに、練習試合に当たっては年度当初に一括で、各学生の保護者から参加承諾書をもらうこととする。
 3)移動、宿泊を伴う場合、交通機関、宿泊施設においては、マスク着用等の感染防止策を取った上でできるだけ「3密」を回避し、それが困難な場合は、事前に参加中止を含め検討する。
 4)大会参加開始前2週間健康調査を行って、健康調査書をクラブ顧問に提出する。
 5)大会等参加終了後2週間健康調査を行って、健康調査書をクラブ顧問に提出する。
 6)開催地域の感染状況によっては、学生主事が参加の中止を要請することがある。

4.クラブの活動時間について
 1)学寮の感染防止対策の一環として夕食時間に制限があることから、活動時間は18:00までとする。
 2)感染予防の観点から、活動終了後は速やかに下校すること。

<参考> 文科省、政府分科会、北海道の各ガイドライン対応表

文科省 政府分科会 北海道
レベル1 ステージ1 ステージ1
レベル2 ステージ2 ステージ2
ステージ3
ステージ3 ステージ4
レベル3
ステージ4 ステージ5

文部科学省のガイドライン(政府分科会との対応表含)「学校の新しい生活様式」(抜粋)
https://www.mext.go.jp/content/20200903-mxt_kouhou01-000004520_1.pdf

北海道のガイドライン  「警戒ステージの状況と対応の考え方」(抜粋)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ssa/0904_keikaisetsumei.pdf