「テクノアートラボ2022 part1 ~額縁アートを作ろう~」を実施しました

「テクノアートラボ2022 part1 ~額縁アートを作ろう~」を実施しました

 7月23日(土)に、本校、物理実験室で、「テクノアートラボ2022 part1 ~額縁アートを作ろう~」を実施しました。

 この講座では、段ボールで作成したオリジナルのイーゼルとフレームを使い、工夫を凝らしたデザインに、LEDライトを埋め込んで、キラキラ輝くアート作品を作成します。スタッフは建築・情報・電気・物理・数学の各教員と技術職員で構成され、各分野の得意な技術を盛り込んだ内容になっています。また、工作の合間には、建築からはデザインや色彩の話、電気からは回路、情報からはプログラミングと、ポイントごとにミニレクチャーがあり、ただの工作教室ではなく高専で学ぶ技術のエッセンスを加えます。アートと技術が融合した工作は毎年大変好評で、今年も釧路管内から小学校3年生から6年生の20人が集まり、素敵な作品を作ってくれました。

 参加者は、デザインや電気の仕組みを学習した後、電気回路のはんだ付けに挑戦しました。それと並行してアート作品のデザインを考え、ガラスやビーズやラインストーンといったきらきら材料だけではなく、抵抗や半導体の部品・羊毛フェルト・サンドアート素材などのしたビーズ・ビー玉やラインストーンシールの他、アクリル絵の具、サンドアートなどあらゆる素材を使って飾り付けを行いました。また、LEDの光りかたもデザインに合わせ工夫し新しいプログラムを書き込む作業もありました。

 最後に、完成した作品の撮影会と発表会が行われました。この講座には、毎年講師としてアート工房ささきの佐々木良造氏を迎えており、今年も作品づくりに貴重なアドバイスをたくさん頂きました。小学生の講座としては4時間と長い時間の講座ですが、全員作品に満足して笑顔いっぱいでした。