令和5年9月9日(土)に、札幌市内のホテルにおいて、北海道の4高専(函館・苫小牧・釧路・旭川)による特別合同企画体験教室を開催しました。
これは、新時代に必要な高度人財育成に取り組む高専の活動を広く知ってもらおうと、同日実施した「半導体高度理系人財育成事業記者会見」と併せて企画したものです。
当日は、半導体について学ぶ釧路高専の学生たちが講師となり、参加した20名の中学生へ、半導体の性質について液体窒素を用いて説明したり、半導体素子のひとつであるペルチェ素子を用いて、受講者の手の体温を利用した発電を行いプロペラを回すなどの実験をしました。
受講者からは、本物の半導体を見ることができたことや、半導体の原材料がどこにでもあるケイ石で、純度を高くすることによって鏡のような材料になることが印象に残ったとの感想があり、この体験教室に参加したことで、半導体への理解を深めてもらうことができました。
また、当日の様子は、複数の新聞やテレビ等で報道されました。
ペルチェ素子を用いた実験の様子