令和6年度釧路高専出前授業実施報告(12月分)

令和6年度釧路高専出前授業実施報告(12月分)

釧路高専では、本校教員が、小中学校を訪問し科学等についての実験や講義を行い、児童・生徒に「科学技術の面白さ・大切さ」などを経験・理解してもらい、興味・関心と知的探求心の育成を図ることを目的に、出前授業を実施しています。
12月に実施された小中学校と授業のテーマは以下のとおりです。

12月11日(水)中標津町立広陵中学校(3年生)
       テーマ 「よくわかる再生可能エネルギーの話」(風力発電機をつくろう)
       講 師  創造工学科(機械工学分野)准教授 渡邊 聖司
            創造工学科(機械工学分野)准教授 赤堀 匡俊

風力について学ぶ生徒たち(「よくわかる再生可能エネルギーの話」より)

12月13日(金)中標津町立広陵中学校(2年生)
       テーマ 「気象予報士と一緒に天気予報してみよう」
       講 師 創造工学科(電気工学分野)教授 佐川 正人

12月16日(月)釧路市立大楽毛小学校(3年生)
       テーマ 「ゲームから学ぶデータサイエンス」
       講 師  創造工学科(電子工学分野)准教授 渡邊 駿

12月24日(火)釧路市立阿寒湖義務教育学校(小学6年生)
        テーマ 「Scratchで2輪走行ロボットを走らせよう」
        講 師  創造工学科(情報工学分野)助教 秋川 元宏

2輪走行ロボットを走らせる児童たち(「Scratchで2輪走行ロボットを走らせよう」より)

アンケート(抜粋)
・いままで知らなかった発電のしくみなどをたくさん知ることができた。
・組み立てただけなのに電気がついた瞬間が印象に残った。
・プロペラの向きや長さで回り方が変わることが驚いた。
                                (よくわかる再生可能エネルギーの話)

・天気予報をするまでの道のりがとても長く、簡単なことではないことが知れた。
・低気圧が近いからといって雪が降るわけではないことが印象に残った。
・1枚の紙で天気を予想していると考えたら、気象予報士さんはすごいな~と思いました。
                                (気象予報士と一緒に天気予報してみよう)

・ゲームで楽しく勉強ができた。
・確率についてくわしく知れて楽しかった。
                                (ゲームから学ぶデータサイエンス)

・いろいろな装置があって楽しかった。
・Scratchでウォールボットを動かしてスピードを変えるとどうなるか考えるのが楽しかった。
                                (Scratchで2輪走行ロボットを走らせよう)

作業する児童たち(「Scratchで2輪走行ロボットを走らせよう」より)

通常のカリキュラムに沿った授業のほか、児童親子レクやクラブ活動に本校の出前授業を活用されるなど、多くの小中学校で様々なご要望に対応しています。