キャリア支援のための講演を開催しました

キャリア支援のための講演を開催しました

 令和7年12月8日(月)、本科4年生を対象に、株式会社セブン銀行から本校機械工学科(現機械工学分野)卒業生である代表取締役社長・松橋正明(まつはし まさあき)氏と、2025年度に本校専攻科を修了した鎌田晴也(かまた せいや)氏をお招きし、「エンジニアが社会を変える -自身のヒストリーから伝えたいこと-」をテーマとした講演を実施しました。

 講演では、セブン銀行の社会的役割、テクノロジーの活用方法、発想の仕方、高専での学びをどう社会に還元するか、そしてビジネスインパクトの創出など、多岐にわたる内容をお話しいただきました。
 銀行業務の枠にとらわれず、「より良い社会・生活をつくる」という発想で事業を展開している点が非常に印象的でした。松橋社長ご自身が、ATMのキーボードの押しやすさなど細部にまでこだわり、利用者の視点に立って改善を重ねている姿勢から、同社が成長を続けている理由を強く感じることができました。

 また講演後には、松橋氏、鎌田氏に加え、セブン銀行 人事担当の呉原氏をお迎えし、学生7名と教員1名による座談会を開催しました。
 座談会では、会社の体制や福利厚生、社会人としての生活、今後の進学・就職に向けた心構えなど、学生から多くの質問が寄せられました。お三方は自身の経験を交えながら、一つひとつ丁寧に答えてくださり、その真摯な姿勢から、同社の風通しの良さや働きやすい雰囲気がうかがえました。

今回の講演・座談会は、学生にとって将来を考えるうえで大変貴重な機会となりました。