釧路高専の女の子〜カフェでおしゃべり〜(平成20年度収録)

釧路高専の女の子〜カフェでおしゃべり〜(平成20年度収録)

高専は男子校だと思っていませんか?

もしそう思っている方がいれば、それは大きなまちがいですよ。

女の子も男の子と何も変わりません。自分にしっかりとした技術を身につけられます。

私服だからオシャレも楽しめます。進学も就職も文句なし!

先輩たちは大手企業でバリバリ働いています。

女の子だからこそ感じる釧路高専の魅力や楽しいこと、困ったことをたくさんおしゃべりしました。

デザートもとっても美味しかったです。

おしゃべり会場 ami cafe
 
釧路高専からバスで15分くらいです。
 とってもオシャレな雰囲気のお店です。
参加した女の子 各学科の女子学生と、建築学科の先生です
おしゃべりのお供 美味しいスウィーツとジュースやコーヒー

  学科は違ってもみんな仲良しです。

最初はみんな少し緊張ぎみ。。。

先生:「じゃぁ、まずは、自己紹介から。どうぞ。」
建築学科5年のタミーです。」
電気工学科5年のクマです。」
情報工学科5年のナオです。」
電子工学科5年のイッシです。」
「同じく
電子工学科5年のクサノです。」
機械工学科3年のミツキです。」
先生:「みんなはどうして釧路高専に来たのかな?順番に聞いてもいいかしら」

って聞くと、なかなかみんなしゃべらないようで・・・

先生:「じゃあ、最近楽しいことは何?何?」
クサ:「この時期は楽しい以前に忙しいかも。あ、でも学祭は楽しみだよね。」

モカカプチーノお持ちしました・・・

先:「機械って女子はどんなことするの?」
ミ:「クラスパフォーマンス手伝ったり。機械工学科って何か特に高専祭にチカラ入れてるみたいじゃないです?(笑)去年は踊りましたよ」
先:「女子学生が少ない学科ってどんな感じなの?」
イ:「建築学科はやっぱり楽しそうに見えますよ〜」
タ:「うん。多い方が楽しいかも。んふふ」
ナ:「でも、5年経つと全然大丈夫じゃない?すごく仲良くなれるよね。」
クマ:「見学旅行がやっぱり大きいかな」
先:「低学年だとオリエンテーションがあるよね。」
ミ:「電気の子と同じ部屋で、テレビ合戦しました(笑)。」

先:「女の子で高専行くのてやっぱり少数派だったでしょ?やっぱり。どうして高専を志望したの?」
イ:「私の年は中学校から私だけでしたね。今年は3人いるみたいですケド。やっぱり電子工学科でやりたいことがあったからかなぁ。」
ミ:「他の体験入学も見たんですけど、機械工学科が一番わかりやすく感じたんですよね。回路とかプログラムとか私にはムリムリ〜って(笑)。あとは親が就職率いいからって」
イ:「機械工学科の技術ってモノにしたら一生働けるって言うよね〜。だって、こんなおっきい部品の細かい部分決めてるのが機械工学科の技術だよ。すごいよね。」

先:「電気工学科は?」
クマ:「一番就職が幅広かったからですかね。ホントは医療系とかも興味会ったんですケド・・・(笑)。」
タ:「住宅とかの造ってる課程を見てて面白かったのと、建築で福祉に関わりたいってのがあって、バリアフリーとか。」

先:「情報工学科は?」
ナ:「消去法です。」
一同:「笑」
ナ:「将来的にパソコンってどこでも使うようになるよなぁ〜って思って。まともでしょ?(笑)」
ナ:「あと情報が一番女子が多いのかと思ってて、建築の方が多いのに。だから第一希望情報で、第二希望建築っていうなんか珍しい志願方法したような気がする。」
クマ:「ナオなんて電気来てプログラム直してくれるんだよ。すごいすごい。」

先:「電子工学科は?」

クサ:「中学校の技術とかで小さい部品つなげて電気通したら動くのが面白くて、そういう回路みたいなことやってみたいなって思ったのが最初ですね。」
イ:「3年生くらいから工作の時間減って、4年生くらいからプログラミングの時間が増えたよね。」

アップルジュースのお客さま・・・

  グレープフルーツジュースのお客さま・・・

 これナオじゃない?
    これちょっとよけようか・・・


先:中学んときって真面目なイメージもたれてなかった?高専来て開放された感じとかあるの?」
ナ:「高専生って大人だよね、って言われることあるんですけど、どこがそうなのかはよくわかんないです。。。高3になっても上に5年生までいるからね〜あんまり偉そうにできないしね(笑)」
クマ:「でも大学2年て気持ちもないかも」

・・・・・

 あ おいしい〜 大きいフォークもあるよ ふふふ 笑


先:「現、寮生って?3人か。元寮生は?2人ね。」
クマ:「女子寮は平和〜」
先:「結構地方から来ると不安とかあったでしょ?」
クマ:「共同生活ですしね。でもすぐに友だちつくるんなら寮かな。学科超えて友だちできますよ。」
ミ:「同室が情報の子で仲良しなんです。」

クサ:「私、前は車通学だったんですケド、今バス通です。朝6時起き・・・寮生なら8時に起きても間に合うのに〜。」

先:「アパート住んでる子もいるよね?」
クサ:「いますよ。料理とか。お鍋とかします。楽しいですよ。」
ミ:「普通高校との違いですか?うーん。。。旋盤回せます。みたいな(笑)。溶接できますよ、溶接。」
先:「理工系できる女子ってかっこいいって感じない?」
ミ:「できない人もいますよ〜 (泣)」
イ:「でも、高専の「できない」はけっこうできるほうなのかもよ?」


しばし、真剣食べるモード・・・・



先:「ちなみに就職は何月くらいに決まったの?」
クサ:「内定は6月くらいに・・・1回落ちちゃって(笑)」
先:「でも1回落ちても、大手企業があるわけでしょ?それって高専だからだと思うよ。どんなことするの?」
イ:「制御とか、生産管理とか、品質管理とか?」
先:「みんな関東?」
一同:「はい。あ、私関西かな。なんか先輩の話聞くとニコンとか楽しそう。」
先:「大学編入組は?」
ナ:「大学院まで行くかな。工学系なら大学院まで行かないとね〜。」
先:「うん。大学院まで行ったほうがいいよ。」
一同:「へぇ〜。でも、いつか北海道には戻って来たいな。」
先:「戻っておいでよ。戻ってきても高専卒で経験もあるときっと再就職先も見つけやすいと思うよ。」

先:「みんなは結婚しても働いてる?」
一同:「働いてますよ〜。高専卒業した意味ないって感じ。」
タ:「なんだかんだ頑張ってるんじゃないかな。上に上がれるように?」
先:「いいねぇ〜。上昇志向!」
ナ:「結婚して仕事辞めても絶対したくなると思う。」
クサ:「じゃ、一緒に工場長になるか(笑)」


  美味しいデザートとともに。。。


「ちょっとそっちのも一口ちょうだい」
  「あ、美味しい〜☆」
 「そのフォークでいいの?」
    「すいませ〜ん。大きいフォークくださ〜い」
 「それも美味しそう」・・・・・



ミ:「機械工学科の作業着ってなんであんな色なんですか?」
ナ:「5年生くらいになるとあれがコスけた色になってきて、カッコイイんだって(笑)」

クサ:「ジャージも学年でけっこう違うよね。反射するやつついてて、写真撮るとみんな光ってる学年とか(笑)」
ナ:「着こなせばカッコイイんだって〜(笑)」
先:「寒いときとか作業着便利だよね。手元汚れるから一時機械工学科以外もあったんだけどな〜。」

先:「機械工学科って、設備系とか建設系とかいっぱい求人あるから、うまいことそっちで一流のメーカーに就職できると思うんだけどな〜機械工学科って求人多いし、女の子がそういうレール作ってほしいなって思うよ」
ミ:「頑張ります。。。」

機械工学科の学生が注文♪
とっても美味しかったそうです
みんなの視線が刺さる・・・(笑)

みんなの一番人気だったバナナとキャラメルのアイス
クセになる美味しさ。
次も行ったら注文するかも

先:「これから釧路高専に来ようかなって思ってる子たちへメッセージを・・・」
クマ:「5年生になったらわかるんだよね〜」
タ:「入ったら1回挫折しない?」
一同:「するする(笑)」
先:「挫折しても・・・の先は?」
イ:「挫折しても〜なんだろ。なんとかなります。(笑)」
ナ:「5年生になる頃には粘り強く・・・ね(笑)」
イ:「また頑張ればなんとかなる。なんとかなってきました。」
クサ:「なんとかなってきたね。ならないことはならないケド(笑)。なんとかしようと思えばなんとかなってきた。ね。」
一同:「ねー(笑)」
クマ:「男子と仲良くなったら楽しいですよ。ノリは違うケド(笑)休みの日遊んだりしますよ。」

先:「最後に学科のアピールをしてもらおうかな。」

タ:「うーん。女の子がたくさんいます。オシャレさんも多いです(笑)。製図とか楽しいかな。建築は楽しいと思います。オワリ!」

クマ:「就職率かな〜。5年生になって就職いいから、電気で良かった〜って思いました。」

ナ:「情報はたぶん一番オタクっぽく見えると思いますケド〜(笑)クラスが仲良くなって助け合えるからとっても楽しいです。」

イ:「電子はたぶん一番教員の年齢が低い。あとわりとかっこいい先生が多い。工作多い。なんだかんだいろいろ作ったかな。」
クサ:「やる内容が幅広いから進学したい人は適性探すのにいいかも。電気電子情報にぜんぶ絡むかな。」

ミ:「触ったことない機械と使えるようになります(笑)。あと、教えるのがうまい先生がたくさんいますよ。個性強いですケド(笑)」

またこういう機会があったら参加したいです
ごちそうさまでした。


みなさん、おなかいっぱいなご様子で。。。(笑)