スペーススクールレポート(その1)

スペーススクールレポート(その1)

今年の3月26日から3月29日、当時2年生だった機械工学科の布目君が、九州・鹿児島の種子島で開催された『第13回種子島スペーススクール2012』に行ってきました。以下、布目君のレポートです。

第13回種子島スペーススクール2012は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)主催の全国の宇宙開発に興味のある高校生、高専生、大学生を対象とした4泊5日の研修キャンプです。今年は、北は北海道、南は種子島から41人の学生が集まりました。僕もその中の一人です。

なぜこのような全国的イベントに参加しようと思ったか?初めは、1枚のプリントから始まりました。今年の1月にクラブ指導の先生が『第13回種子島宇宙センター スペーススクール2012 参加者募集のお知らせ』という印刷物を持ってきてくれました。期間は『3月26日?3月29日』となっており、「これに行けたら17年間で最高の誕生日プレゼントだ!」と初めに思ったのを未だに覚えております。募集人員は40名、応募用紙に氏名、年齢のほか自由記述の応募の理由を添えることとなっておりました。(その他にも応募の理由を重視しますと書いてありました)

「絶対に無理だ」と思っていました。テストも挟みますし、無事3年生になれる保証も100%では無かったし、何より今もそうですけれど本当にテキトーな人間ですから。それでも諦めきれなかったのか、2月13日必着のところ2月12日にFAXで送りました。本当に無謀なことをしました。(そういうところがテキトーなのです)

兎にも角にも2月20日の日に『合格連絡』が郵送されました。本当にうれしかったです。なぜなら、人に笑われるだけだった自分の、認められるはずのない自分の文章を、憧れのJAXAの職員の方がFAXで届けられた自分の文章を読んでくれました!それだけが本当にうれしかったです。ありがとうございます。(合格連絡の他に有人宇宙開発についての課題プリントも同封されておりました。)