「マーブルマシン」製作の4回目。マシンの最終チューンナップです。過去3回は,「レール作り」,「タワー作り」,「モーター組み込み」と猛スピードで作ってきましたが,今回はじっくり自分のマシンに向き合ってもらいました。
まずは,モーターと電池ボックスをつなぐリード線を床下におさめて,外見をスッキリさせます。
仮組みしていたタワーを解体して,ストリッパーなる道具で整えたリード線を床下におさめたら,タワーの本格的な固定です。
これがストリッパー?
タワーにあけた12個の穴すべてが,マーブルをスムーズに出し入れできるかな? そして,12個のマーブルがレールにひしめくと,1個でうごかす時とは別の感動とトラブルが……
パッキンや補強材を入れたり,ボンドでがっちりくっつけたり……。このような調整作業だけの日というのも,いつもとちがって楽しそうでした。
ルーターでけずって微調整
調整に,お母さんも真剣
想定外の工夫をした子もいました。
「微調整では,何度もマーブルを回収することになるので,マーブル回収システムを作っちゃいました。」マーブルストッパーの着脱とマーブル置き場をつけるというものですが,素晴らしい発想ですね。勉強になります!
グエー,うまくいかないよう
8月2日は,みんなのマシンの発表会です。そこで今回は最後に,発表会用の原稿を作ってもらいました。考えてもらったマシンの名前も,いろんな楽しいものがありました。基本パーツは同じでしたが,微妙に違うマシンの数々。発表会が楽しみです。
似て非なるマシン達,発表会を待つ
「自分の製作したマシン名」
今月の感想(かっこ内の数字は,5=とても楽しかった,4=楽しかった,3=ふつう,2=楽しくなかった,1=まったく楽しくなかった)
A=マシン製作での工夫点,B=マシン製作中のトラブル解決
小5男子「ゆかいな楽しいマーブルマシン」
のこぎりで木をうまくきれた。グルーガンでぴったりくっつけることができた。(5)
A:楽しくなるように障害物をつくったり,さくをつくったりしたところ。
B:マシンをうごかして玉を入れようとするところがうまくいかなかった。
小5男子「自動ボールゆそう機 -UEI-」
ギアボックスのトラブルがめっちゃあったけど今日もいい日になった。(5)
A:トンネルを作りトンネルの角でマーブルがつまんないようにしました。
B:トンネルの角をけずり出すときにうまくまげれなかったけどテープでとめてなんとかやった。
小5女子「ミラくるくる号」
テープやボンドでしっかりはったので前よりはがんじょうになった。(5)
A:ぐらぐらしないように両面テープをはったりボンドをうすくぬったりした。
B:回転台に玉を入れてスイッチをおして回転して玉が上にいったとき落ちなかった。
小5女子「自動スチレンマーブルマシン」
モーターをとりつけてでていかなかったりつまって入らなかったりしたけどけずると変わった。(5)
A:スチレンボードで上にゆれないようにするために切って取り付けた。ゆれないようにした。
B:うまくでていかなかったからけずった。
小6男子「マーブルマシンプロトタイプ試作型」
設計どおりのマシンが出来ました。(5)
A:ぼくはプロトタイプつまりせっ計図そのままに作りました。なぜそうしたかというといろいろくっつけちゃうとあとでごっちゃになってしまうからです。
B:はっぽうスチロールをきるときにななめったりしてしまいましたが先生の指導を受け解決しました。
小6男子「天足君(由来:手あたりとシンプルから手ンたり→天足→テンソク)」
ホットボンドでくっつけるのが特に楽しかった。もう少しねばりたいとも思った。(4)
A:なるべくシンプルにととのえた。でもシンプルでなお面白いようにした。
B:2つに分けるのをつくるのがなかなかできなかったが手あたりしだい試してみた。
中1男子「地球」
うまくできたと思っても5回ぐらいやったらまた失敗するので大変でした。(5)
A:おちるところに木の木片をおいた。音をならすため。
B:うまくはいらなくてまたうまくでてこなかった。出てこない時は球が木片と木片の間でぐるぐる地球みたいになりました。
中1男子「Daikiエリザベス14世」
最終的なほきょうやかざりや自分なりに進化できてとても楽しかった。(5)
A:最後に玉を集めるのにスロープをつくり簡単に玉を取り出すことができた。かざりをつけたりほきょうのデザインを考えたりしてあまりかっこわるくしなかった。
B:玉の重さで台から落ちたりかざりがとれたりした。
中1男子「「未完」マシン」
本日は調節するにつれどんどん自分のマシンが良くなることが感じられた。うまくいかないことも工夫をするとだいぶうまくいくようになった。まだ少し汚いところがあるので見せかけでもきれいにしたい。早く第2ステージのワイヤーを使ったレールを作ってみたいと思います。(5)
A:第一レールから第二レールへ落ちる時に上下する板をつけた。なぜなら正確に落ちるようにしたかったし見て楽しいものにしたいから。
B:両面テープの所がすぐにはがれる→グルーガン。鉄球が上のしくみにたまる→調節する。
中2男子「ホーシャセンマシン」
自分の作品をいいものにしていくのは楽しかったけれど時間があまってしまったり玉がどっかいったりとアクシデントが多くあったので「とても楽しい」ではなかった。(4)
A:同じルートをとおっていたらおもしろくないのでいろいろなルートをつくり玉を取り出すのがめんどうなので壁をとりはらうとためられるようにした。
B:やっているとどこかで玉がとまる。全体的に点検して欠点を見付ける。すると直る。