9月から,しんちゅうワイヤーレール製「マーブルマシン」を製作しています。11月までに基本部品の作り方は全て伝授しました。10月,11月はいろいろな行事のせいか,欠席者が目立ちました。
そこで,その子たちにはみんなに追いつくように集中的にサポートしました。
あとは,自分のオリジナルマシンを完成していくのみです!
提供した製作例(製作時間6時間?)
みんな真剣!声かけないで!
感想に見るように,ハンダ付けはとても難しい,うまくいかない,という子が多いものの,それでも楽しいといってくれてうれしいです。ハンダコテというあまり使い慣れていないもので組み立てるというのが新鮮なのでしょう。ケガやヤケドもなく,みんな安全に気をつけて作業を進めていました。
けれども,のんびりしているわけにはいきません。製作期間は今回12月を含めて1月と2月,合計3回しかありません。今回の進み方で,あと2回でどれくらいのものができるかの予想をつけて,何とか,「スイッチをいれたらずっとマーブルが動き続けるマシン」に仕上げて欲しいと思っています。3月には発表会が待っています。
だいぶできてきた!
最後の1時間はお約束の「実験講座」を開きました。「マシンを作る時間がもっと欲しい」と思っていると思いますが,逆に「もっとやりたい」と思われているうちに,別な興味深いネタを提供するというのも,わたしたちの 「科学の魅力宣伝作戦」の1つですので,これからもつきあってくださいね。
さて,今回は「光で音を送れるかな?」というテーマの講座です。
まず,太陽電池が作り出せる電圧はあてる光の強さで変化すること,スピーカーに送り込む電圧を変化させると音がきこえることを確かめました。
そして,スピーカーにつなげた太陽電池(実際にはアンプを通している)にあてる光の強さを,声や音で変化させることで,スピーカーから音が出ることを確かめてもらいました。電線でつなげなくても(=無線),音を通信させることができることを理解してもらえたら,うれしいです。
太陽電池から電圧でてる?
次のように整理してあります。
A:マシン作りのメモ
B:講座の感想
C:今日の感想((5)とても楽しかった,(4)楽しかった,(3)ふつう,(2)楽しくなかった,(1)まったく楽しくなかった)
小5男子
A:はんだごてはさきっぽにつけないで横につける。
B:光で音を送れるということがすごかった。
C:(5)マーブルマシンのレイアウトができたこと。
小5男子
A:ほとんどび調整。
B:太陽電池で音を流すことができてすごかった。
C:(5)太陽電池そう置を作りたい!!
小6男子
A:しんちゅうの支えは高くした方がよかった。
B:説明がわかりやすくて実験も多くて楽しかった。
C:(5)
小6男子
A:楽しかった。はんだごてをつけるときに,1回5秒ほどつけてからもどすこと。
B:光で音声信号を通信できていたのはびっくりした。
C:(5)光の速さ。音の信号で通信ができること。
中1男子
A:コツをつかめば,できるようになってくる。
B:光で音声信号を送れるのがすごかったです。
C:(5)光で音声信号が伝わるのは,すごかったです。
中1男子,
A:はんだはつけるものの両方に少しずつつけると上手くつく。レールをおく場所はかなり調整する。
B:光の波で音が出るということがすごかった。
C:(5)レール作りが上手にできて,進めることができてよかった。
中1男子
A:まずレールをつけるところにハンダをつけて,レール(もう一つ)をハンダがついているところにあわせてハンダをとかすと一人でもできる。
B:ふしぎに感じた。
C:(4)
中1男子
A:1時間ほど色々試してやっとクリップを付けてやったほうが良いことに気付いた。3本レールをつくることができた。
B:太陽電池…太陽光よりかいちゅう電とうの方が回ってなんでだよと思った。音…光電話を試した。
C:(5)レールを作るのになれることができて,今回は3本作ることができた。
中1男子
A:難しい。特になし。
B:このようなことができるのだと感心した。
C:(4)音の講座でいろいろなことをしたこと
中2男子
A:レールの足の部分の角度がずれたとき,ハンダごてをあてながら,ずらすときれいに直る。
B:スマホで音楽を流しているとき,LEDは何も変化が無いような気がしたけれど,スピーカーに流すと,きちんとギターの音がしたので驚いた。
C:(4)ずっと休んでいたけれど,なんとかもちなおせたこと。