北海道地区国立高等専門学校4校が教員研究集会を開催

北海道地区国立高等専門学校4校が教員研究集会を開催

 平成27年12月14日?15日,釧路工業高等専門学校が世話校となり,本校を会場として北海道地区の国立高等専門学校4校が教員研究集会を開催しました。

 この教員研究集会は北海道地区の高専が毎年開催しているもので,今年度は「理科」,「数学」,「環境・建設系」の3分野の教科担当教員が,それぞれの協議事項や承合事項について意見交換を行いました。

 それぞれの協議事項は以下のとおりです。

「理科」
1 基礎的な学力が不足している学生への対応,学生の学力差が大きいクラスでの理科教育法,自学自習を促す取り組みについて
2 CBTによる到達度試験等の準備についての問題点

「数学」
1 成績不振学生に対する対策,クラス内での大きな学力格差への対応,成績不振の学生に対してどのような対策をしているのか
2 使用教科書とその評価について
3 コアカリキュラムへの対応としての「確率・統計」の扱い方
4 4校連携協議について
5 習熟度別講義について

「環境・建設系」
1 改組に伴う専門教育の改善とモデルコアカリキュラムへの対応
2 「ICTを利用した教育」および「アクティブラーニング」について
3 デザコン等の各種コンペに関する学生指導方法について
4 環境・建設系学科の教育における実務との関係

 各分野とも,和やかな雰囲気の中,活発に意見交換がなされました。

 来年度は函館高専が世話校となり,「保健・体育」,「機械系」科目の教員による教員研究集会が開催される予定です。


「理科」の様子


「数学」の様子


「環境・建設系」の様子