3月(3/6) 修了会

3月(3/6) 修了会

 遂に,半年かけて作ってきたマーブルマシンの発表会です。30分の最終調整をしてもらったあとに,8月と同じように一人ひとりにマシンをおひろめしてもらいました。

 未完成作品が多かったので,少し残念でしたが,みなさんがハンダコテ片手に悪戦苦闘していた日々が思い出されました。きっと,その作業の中で,多くのことを学んでくれたのではないかと思います。


調整を終えて,発表前の緊張の瞬間


どんなマシンなのか説明中

 発表会の後は,お菓子を食べながら,グループ対抗ゲーム大会で修了式を楽しんでもらいました。種目は,9月に紹介したトランプ「24」,前年度扱ったパズル「シルエットを再現せよ」,紙1枚のグライダーで「飛距離を競え」,切り紙できれいな「星形を作れ」,そして最後は,1年間の「振り返りクイズ」。

 最後に受講記念品と本校のパンフレットも配って,終了しました。
 みなさん1年間ありがとうございました。


飲食しながら,団体ゲームの練習中

 4月から始まる新年度のクラブでは,ふたたびマーブルマシンに挑戦します。おかげさまで,受講者も集まりました。
 実は,今回3月は保護者の方々からもアンケートを書いていただき,いろいろなご意見をいただきました。そのご意見を活かして,新たな受講者のみなさんに楽しんでもらえるように準備したいと思っています。


「それでは第1問です」


ゲームじゃないけど,マシュマロ焼ける!

3月の感想(抜粋)

A:1年間の科学講座の印象。
B:1年の中でこんなことがしたかった。
C:1年を通じて印象に残っていること。
名前の横の数字:左数字が「とても楽しかった5,楽しかった4,ふつう3,楽しくなかった2,まったく楽しくなかった1」,右の数字が「とてもためになった5,ためになった4,ふつう3,ためにならなかった2,まったくためにならなかった1」。

小5男子(5),(5)
A:全ての講座で知らないことを学べて,メッチャ楽しかった!!!!!
B:特にありません!!!!
C:友達が出来た事。レールが(スチレンの時)ボロ×2になったこと。

小5女子(5),(5)
A:計算尺。メモリの入ったぼうで計算が出来るというのにおどろいた。環境エネルギー。日本は再生エネルギーが全体のエネルギーのうち数%しかなかったけど,外国には再生可能エネルギーが全体の50%以上になっているので,日本もそうなって欲しいと思った。
B:プログラミングを,「プログラミン」でもいいのでやってみたかった。
C:周りの人でとても工夫していた人がたくさんいた。高専でこういうことはあまりしなかったので,おもしろかった。マーブルマシンでむずかしかったこと。はんだ付けがむずかしかった。組みたてがとくにむずかしかった。

小5女子(4),(3)
A:9月の(計算尺)。理由:聞いた事ない用語がたくさんでてきたから。いろんな計り方を教わってもらったから。
C:・4月の最初の時は,むずかしく苦戦した。
  ・8月の発表会の時はとてもきんちょうした。
  ・はんだ付けは,前にもやっているのであまりむずかしくなかった。
  ・レールがあまり完成しなかった。
  ・こわれた事もあった。

小5女子(5),(5)
A:計算尺の時の「24」が楽しかった。
B:ペッパーみたいなロボットを作りたい。
C:A君,K君の考えたマーブルマシンがすごい。はんだごては熱い。はんだごてで組み立てるのは大変。

小6男子(5),(5)
A:計算尺の本物を見たことがなかったんで,興奮しました。
B:自由な機械を作れると思ったので,ちょっと今だと(笑)。
C:4月の最初の授業は,一番の思い出でした。設計が思いつかなかった。

小6男子(5),(5)
A:計算尺というものがあったことにびっくりした。(9月)
B:特にない。
C:モーターを作ったときに,けっこう速く回ったこと。はんだ付けのときに,やけどに注意して,取り組んだこと。そして,2年間このクラブに通わせてくれてありがとうございました。

中1男子(5),(5)
A:環境エネルギー。太陽光発電は15%しか光を電気に変えられない。
B:科学講座を行わずに,時間いっぱいマーブルマシンの製作をしたかった。
C:縦に一回転するレールの調整がうまくいったことが印象にのこっています。

中1男子(5),(5)
A:計算尺がおもしろかった。すこしいどうさせるだけで計算した数が出てくるのが印象にのこっています。
B:もうすこしアスレチックにしたかった。
C:自分では上手にできたと思う。

中1男子(5),(5)
A:電磁波の回でのコヒーラで火花を用いた通信。
B:通信技術について詳しく。
C:マーブルマシンはうまく動くことはできなかったが,ハンダの技術が上達したと思う。しかし成功するところを見られなくて残念だった。

中2男子(4),(5)
A:12月光通信。ギターの音がわかるほど,小さい音の違いをLEDで表せることに衝撃だった。
B:作成の時間をもうすこし延ばして欲しかった。スチレンボードの作品を壊れないように強化したかった。
C:自分では出てこなかったアイディアを先生方や近くのグループの人から聞けるような雰囲気があったこと。先生というともっと難しいイメージがあったけれどどの先生もユーモアがあって楽しかった。