1月 「マシン発表準備と生物解剖」

1月 「マシン発表準備と生物解剖」

1月15日,日曜日,9時34分。

 泣いても笑っても,来月はマーブルマシンの発表会。先月までにマシンを完成させた子が出てきたけれど,今日でなんとか全員が完成させてほしいな……

 一方で,もう完成してしまった10人くらいの子には別の課題「すべり台のレールを走る車を組み立てる」をやってもらいました。どのような車にすれば速くなるかを考えながら作ってもらうというものです。ふむふむ,重さと空気抵抗を解決したいようですね。マーブルマシンと同じように,車作りでもいろいろな工夫が見られました。なお,このもの作りは,くしろ冬まつり(2/4,5)の日に,釧路市観光国際交流センターでも実施します!

 さて,マシン製作終了まぎわ,ほとんどの子がマシンを完成させてくれました。ほっ……

          *          *

 科学講座は「せきつい動物の解剖」です。フナとカエルを解剖しながら,内臓を観察してもらいました。麻酔薬のにおいが立ちこめる中,初めて見る内臓に,みんな興味津々でした。心臓の動いている様子やカエルのあしの筋肉に電極をつけて筋肉の縮む様子を観察しました。にがてな子は別の課題に取り組みました。

 このような研究は,心臓のペースメーカーやパラリンピックで見られるような義足など,さまざまなものに応用されています。


みんな真剣


いろいろなマシンが完成してきました。


対戦型カーレース


おなか切るよ!


カエルの筋肉に電極をつけて……

1月の感想

A:全体の感想,B:科学講座の感想,C:初めて知った知識,技術など
A中の数字は,5とても楽しかった,4楽しかった,3ふつう,2楽しくなかった,1まったく楽しくなかった

小5男子
A:(3)魚解ぼうが具合悪くなったから。
B:魚解ぼうの時,具合悪くなった。
C:神経が色々あってすごいと思った。

小5男子
A:(5)さかなをかいぼうすることがとてもたのしかったです。
B:さかなのしんぞうが,ドックドックとうごいていて,おもしろかったです。きるのはたいへんでした。(ガッカリ)
C:とくにない。けど,うまくかんせいできた。(マーブルマシン)

小5男子
A:(4)車がとてもはやく走ってよかった。
B:死んだと思ったら心ぞうがまたうごきだしたのがおもしろかった。
C:かえるに電気をながすと,きんにくがまたうごきだすのがすごかった。

小6男子
A:(5)完成できた。ダービーカーを作ることができた。
B:とても楽しかった。もっといろいろかいぼうしたかった。

小6男子
A:(5)カエルのかいぼうとマーブルマシンがかんせいしたから。
B:ちょっと気が引けたけど,楽しかった。
C:カエルのかいぼうの,血を出さずにやる技術。

中1男子
A:(4)完成するかわからなかったマーブルマシンが完成した。
B:魚とカエルのかいぼうはちょっとだめだった。

中1男子
A:(5)ダービーカーで勝つことが出来たのでよかった。魚の体の筋肉に電気をながして動かすのがおもしろかった。
B:かいぼうやダービーカーなどのたくさんの経験をすることが出来たのでよかった。
C:体の中に電気が流れているのに驚いた。ダービーカーを家でもっと改良してみたいと思った。

中2男子
A:(5)マーブルマシンの完成を確かめた。
B:学校でも解剖はしなかったので初めてだったが,とても楽しめた。メスは使うと思っていた。

中2男子
A:(4)少し針金を曲げるだけでも,すごくうまくいくようになった。
B:カエルの内臓がすごく,教科書どおりだった。一度心臓が止まったのに,指で押し続けたら,心臓がまた動き始めた。

中2男子
A:(5)初の解ぼう…フクザツな気持ち。
B:初めて,生物の体内を生で見た。少々気持ち悪い。