10月20日・21日に高専祭が開催されました。
今年のクラブ展で科ボラは、「科学ボランティアと秘密の部屋」というタイトルで出展しました。
秘密の部屋に隠された炎・水・光・音・浮遊の5つの魔法を習得する、というコンセプトです。
魔法がテーマということで、部員たちは魔法使いや巫女などの恰好で参加しました。
演示のブースが多かったのですが、作業時や呪文を唱えるときには、お客さんが協力してくれました
自分たちが主催する立場となる数少ないイベントであり、年齢層も普段より高くなるので、貴重な体験ができたと思います。特に低学年は高専祭での経験を生かして、一周り大きく成長してくれると嬉しいです。
水ブースでは「色が変わる魔法の水」をやりました。
紫キャベツ液を使って水の色を変えるという実験で、色の変わる様子に、子供たちだけでなく、大人の方々も驚いていました。
原理の説明では、子供たちよりもお父さんお母さん方の方が食いついてくれました。
音ブースでは「音で火を消す」と「一方向にだけ聞こえる」をしました。
スピーカーから出る音の振動で火が消えたときには「すごーい」と言ってもらえました。
どちらも面白そうにしてくれて、こちらも楽しんでやることができました。
光ブースは、屈折率を題材に、「消えるビーカー」をやりました。
大きいビーカーの中に油と小さいビーカーを入れると、小さいビーカーが見えなくなり、皆さんとても驚いていました。
途中トラブル起きましたが、2日間やりきることができてよかったです。
炎ブースの「ファイヤーピストン」では、密閉された筒の中でマッチやライターを使わずに火を起こしました。
子供たちだけでなく、大人の方々も楽しんでくれました。
浮遊ブースでは,送風機や掃除機を使い,ペットボトルやボーリング玉を浮かせました.
また,オブラートに書いた文字を水に浮かべました.
「浮くとは思わなかった」「他のものも浮かせて見たい」と楽しんでもらえました.