教育システム情報学会北海道支部学生研究発表会で優秀賞を受賞しました

教育システム情報学会北海道支部学生研究発表会で優秀賞を受賞しました

 電気工学科第5学年(令和元年度の発表当時)山田哲大さんが、2019年度教育システム情報学会北海道支部学生研究発表会において優秀発表賞を受賞しました。

 本発表会については,新型コロナウイルス感染の拡大のため中止となっておりましたが,論文やビデオ発表などが学会で審査され、優秀発表として認められたものです。

 この賞は2016年度から本校の学生が4年連続受賞しており、電気工学科千田研究室の学生としては3人目の受賞となります。

 発表タイトルは「中学生向け協働学習型機器制御アルゴリズム実習システムの開発」で、これまで一人で取り組むことが多かったプログラミング学習において、QRコード付フローチャートブロックを組み合わせることで,気軽に討論しながらプログラムを学べる協働学習環境を実現しました。

 さらに、信号機のような身の回りにある機器をこのシステム上で簡単に制御できるため,計測と制御分野の理解を深めることが容易になります。

 なお,本システムは2月に実施した道東地区の中学校における出前授業において実際に使用し、担当の先生から商品化を希望されるなど高い評価を得ることができました。

※ 山田さんの発表論文は,教育システム情報学会のWEBサイトでご覧になれます。
https://www.jsise.org/society/presentation/index.html


校内で学会用の研究発表をする山田哲大さん