本校教職員が教育システム情報学会全国大会において研究会優秀賞を受賞しました

本校教職員が教育システム情報学会全国大会において研究会優秀賞を受賞しました

 9月2日から4日までの間,オンラインで開催された第45回教育システム情報学会全国大会において,本校電気工学分野の千田和範准教授と教育研究支援センターの稲守栄技術専門職員が,研究会優秀賞を受賞しました。これは,令和元年度の当該学会研究会で発表された論文の中から,特に優秀なものとして選ばれ,表彰されたものです。

題目:ロボット教材を用いた個別学習を連携した協調学習
著者:布施泉,野口孝文(北海道大学),
梶原秀一(室蘭工業大学),
千田和範,稲守栄(釧路高専)
教育システム情報学会 研究会URL:https://www.jsise.org/society/committee/2019/CFP_2nd.html

 この研究は,現在,北海道大学情報基盤センター訪問研究員としてご活躍中の野口孝文釧路高専名誉教授が,本校在職中に開発したプログラミングロボットを基に,プログラミング能力が異なる学習者グループにおいて,学習者が個別にプログラミングした内容をグループ内で連携させることで一つの課題を達成する新しい形の協調学習の実践手法について扱っています。

 なお,この研究で用いたロボットは,小学校高学年から企業までのメカトロニクス系技術者の導入教育での活用を目指して開発されており,既に,本校電気工学分野の講義「ロボットシステム入門」を始めとして,北海道大学及び室蘭工業大学においても授業で活用されています。


プログラミングロボット